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2018.11.13   日本

PIWS 1dayワークショップ「カンボジアの子どもを救え!」

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1110日(土)、パナソニック内のPanasonic Wonder LAB Osaka (WLO)にて、「Panasonic Innovation Workshop(PIWS) 1Day」を開催しました。PIWS 1Dayは、新興国・途上国の抱える社会課題を学び、それを解決するビジネスアイデアを創出する1日完結型のワークショップです。PIWS 1Day2013年から開始し今回で10回目となります。今回のイベントは関西地方で働く社員を中心に、新興国の社会課題に興味・関心のある方々など23名が集まりました。

日時 : 2018年11月10日(土)
場所 : Wonder LAB Osaka (WLO)
参加者: 23名
講師 : 認定NPO法人ジャパンハート 事務局長補佐  古郡 清隆 様

回は、カンボジアにて「ジャパンハート子ども医療センター」という小児がんなどの子どもたちを救うための施設の開業に尽力された古郡さんをお招きし、カンボジアの概要や、現地での取り組みの様子などをお話しいただきました。日本では怪我すると、当たり前のように病院へ行き治療してもらいますが、カンボジアでは病院に行かないことが当たり前という現状に参加者は驚きと共にそのような環境を変えたいと強く感じました

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午後からは、カンボジアの社会課題を解決するワークショップを行いました。始めに実際の3つの事例(ペルソナ)の中から、最も関心を持ったペルソナを選び、似たような考え方を持った参加者同士でチームを構成しました。次に関心を持ったペルソナを取り巻く環境や課題を考え、ポストイットに書き出しながら課題深掘マップを作成しました。その中から取組みたい課題をチームごとに選定し、課題を解決できるアイデアと、そのアイデアでペルソナの生活がどのように変わるのかを考えました。参加者が考えたアイデアは、
出産や医療に関する知識を伝えるための地域コミュニティによる地域寺子屋の開催
子どもたちへ正しい情報を伝えるためのヒーローもの映画やインフルエンサーなどによる発信
菌が付いた手で触れるとセンサーが反応するタンブラーを根付かせ、合わせてゴミ問題も解決する
などです。

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講師の古郡さんからは、「自分たちの中で考えると自分たちの殻をなかなか破ることができなかったが、参加者のアイデアを聞いて多くのヒントを得ることができた。私にとっても学びの多いワークショップになりました」と感想を述べられました。

参加者は、「日本とは全く違う環境下にあることを知ることができた」、「現地の課題ベースでプロダクトを考えることの難しさを感じた」など多くの学びを得ることが出来ました。

PIWS 1Dayでは、引き続き、社会課題を解決するアイデアを生み出していきます。

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