CORPORATE CITIZENSHIP NEWS 企業市民活動ブログ

フィリピン:経営幹部、組合、従業員が一体となって企業市民活動を集中開催 

パナソニック マニュファクチュアリング フィリピン(PMPC)は、7月24日から25日にかけて、様々な企業市民活動を集中的に実施し、取締役の上妻さんをはじめとする経営幹部や、労働組合、従業員、そして日本からPHD/PEX企業市民活動部門メンバーも参加し、一体となって活動に取り組みました。

PMPCでは、地域社会との良好な関係の構築、フィリピンにおけるパナソニックブランドの認知度向上、従業員のエンゲージメント強化などを実現するため、企業市民活動を経営における重要な要素の一つと位置づけています。

これらの活動は、パナソニックの経営理念や企業姿勢を体現するものであり、経営幹部自らが先頭に立って取り組むことで、その姿勢を社内外に示し、ブランド価値の向上にもつながっています。また、PHD/PEXの企業市民活動部門と連携し、グローバルプログラムを活用することで、より大きなインパクトを社会に創出し、グローバル企業としての自負やプレゼンスを高めていくことも目指しています。


「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」 フィリピンコンテストを開催

7月24日、マニラ市のPMPC構内で、キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)のフィリピンコンテストを開催しました。当日は、PMPCの従業員や労働組合など10名が審査員となり、10月25日(土)開催のKWNグローバルサミット2025に参加する作品を決定しました。

残念ながら、度重なる台風による洪水の影響で、一部の学校の子どもたちしか会場入りできませんでしたが、指導者が代わりに表彰状を受け取り、驚きや喜びの気持ちをコメントしました。

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コンテストの最後には、同工場で先日実施したキッズレポートの動画を上映し、従業員と共に視聴しました。この動画は、昨年度のグローバルサミットに出場した子どもたちが制作したもので、子どもたちのインタビューに答える従業員たちにとっても、働くことの意味を考える意義深いものとなりました。

フィリピン4.pngインタビューをする子ども(左)とそれに答える従業員(右)


「パナソニック スカラシップ アジア」2025年度認定式とアルムナイ・ホームカミングを開催

7月24日には、今年度のスカラシップ奨学生を対象とした認定式と、 2019年から2023年までの間に奨学を受けた卒業生の集い「アルムナイ・ホームカミング」も開催されました。奨学生たちは、スカラシップが単なる経済的な支援にとどまらず、精神的な支柱になっているとスピーチをしました。特に高い倍率の中で面接を経て選抜されたことは、自信にもつながっていると語りました。

フィリピン1.png今年度の奨学生たち(洪水の影響で一部欠席)


LIGHT UP THE FUTURE」 寄贈先でインタビュー調査を実施

2日目は、2年前にソーラーランタンを寄贈した障がい者施設を訪問し、その後の生活の変化についてインタビュー調査を行いました。

同施設は、肢体不自由者の経済的自立を支援する団体で、以前から労働組合が野菜作りに協力をしていました。

敷地内には約300人が働く工場があり、さらに約50人が暮らす居住エリアがあります。居住エリアにはあかりがほとんどないため日没後は通路や室内が真っ暗で生活が困難でしたが、ソーラーランタンの寄贈により、安心して暮らせるようになったことや、読書など余暇の時間が持てるようになったことがわかりました。

フィリピン5.png寝室とトイレをつなぐ通路。夜間は真っ暗で危険だった。

この他にも、PMPC工場内でエコリレーの植樹活動を行う予定でしたが、悪天候のため、労働組合との意見交換のみが実施されました。また、KWNの参加校が使えるメディアルームが「フィリピンの芸術の都」と呼ばれるアンゴノの学校にオープンし、議会長などもセレモニーに出席いただきました。

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