
インドネシア:パナソニック ゴーベル グループがメーデーを記念して様々な活動を展開
5月1日のメーデーは、労働運動を祝う日として世界的に認知されていますが、パナソニック ゴーベル グループ(インドネシア)では、労働の精神を称え、さらに社会や環境に還元する独自の活動を行っています。
2025年は、パナソニック ゴーベル グループの全事業場が参加し、インドネシア政府が定めたメーデーのテーマ「コラボレーション」にもとづき、サステナビリティや団結、エンパワーメントに対するコミットメントを行い、それらに関連した活動をパナソニック ゴーベル労働組合連盟と協力して実施しました。
■責任あるディーセント・ワークのためのラン&ウォークイベントを実施
2025年4月27日、インドネシア労働大臣と国際労働機関 (ILO)インドネシアの旗振りによって「責任あるディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)のためのラン&ウォーク」を開催しました。歩行者天国となったジャカルタのスディルマンには1,000人を超える従業員とその家族が集まり、それぞれが10キロマラソンや5キロウォークにチャレンジしました。パナソニック ゴーベル労働組合連盟の会長 Wahyudi氏は、「私たちは、メーデーを単なる象徴の日として扱うのではなく、エネルギーと行動に満ちたものにしたいと思っています。ここに集まる組合員の皆さんは自らの意志によって集まっています。」と述べました。
■パナソニック マニュファクチャリング インドネシアにおけるメーデー職場祝賀会
2025年5月1日、パナソニック ゴーベル労働組合連盟とパナソニック ゴーベル グループは、パナソニック マニュファクチャリング インドネシア工場の森林エリアにおいて、様々なイベントを実施しました。
1.植樹
全社で進めている環境保全と炭素排出削減の取り組みを加速するため、工場の森林エリアに400本を植樹しました。
2.献血
インドネシアにおいて安全な血液は十分に確保されておらず、地元の病院と協力して、献血活動を行い、100名以上が参加しました。
3.Fun Bikeイベント
自転車を活用しながら、楽しく心身の健康を促進する職場づくりを行いました。
4. ファミリーイベント
子どもたちのお絵かきコンテストや、従業員によるチャリティー・バザー、バンドの演奏などが催されました。
祝賀会では、パナソニック・ゴーベル労働組合連合会が以下のようなメッセージを発信しました。
- ディーセントな(働きがいのある人間らしい)雇用の創出を促進
- 違法品の流通を抑制し、地元産業と中小零細企業を保護するための規制の強化
- 国の人的資本を高めるために、質の高い教育へのアクセスを拡大
- 「黄金のインドネシア2045」のビジョンに沿った国家社会保障制度の強化
これらの一連のメーデーの取り組みに対して、パナソニック ゴーベル インドネシアおよびパナソニック マニュファクチュアリング インドネシア 社長の笹下さんは以下のように述べています。
「私はこのイベントを心から支持しています。メーデーは単なるお祝いの日ではなく、会社と組合が手を取り合って、社会や環境にとって意義深い貢献活動を行い、共に成長する機会だと思っています。これらの活動を通じて生み出されたポジティブなエネルギーとインパクトを社会へ一層広げていくことで、よりよい未来を築くことができると信じています。」
また、パナソニック ゴーベル取締役の一人であるM.Arif Rachmat Gobelさんは、「メーデーは、すべての従業員が未来を形成する上で重要な役割を果たしていることを再認識するとても大切な日です。成功し、成長している企業は、従業員を尊重し、従業員と共に前進する企業だと考えています。」と述べています。
パナソニック ゴーベル グループでは、今後も働きがいのある持続可能な職場づくりに取り組むと共に、従業員や経営陣、地域社会、政府が一致団結して、経済成長と社会的インパクトが両立するような企業を目指していきます。
なお、今年のメーデーの取り組みは、様々なメディアにも積極的に取り上げられ、一般の人々やメディアからも強い関心を寄せていただくことができました。