欧州:キッチンアプライアンス事業が開発途上国に学校給食を提供
パナソニック マーケティング ヨーロッパは、10月16日の世界食料デーに合わせ、欧州キッチンアプライアンス事業における2つの取り組みを発表しました。
1つは、特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International(TFT)」への寄付を通じて、開発途上国の子どもたちに10万食の学校給食を提供するというもの。
もう1つは同社のオンラインショップを通じて販売される調理家電1台につき同5食の提供を行うもので、2024年10月1日から2025年3月31日まで実施しています。
パナソニック マーケティング ヨーロッパは、欧州キッチンアプライアンス事業の目的を、売上や利益ではなく、「一人でも多くのお客様に健康な食事をお届けし、飢餓のない、思いやりにあふれた世界をつくりだすこと」と再定義しました。
同目的の下、今後の商品づくりやマーケティングの全てにおいて新しい価値を提供し、企業の社会的責任を果たしてブランド価値を高めていくことを目指します。
この取り組みは、Panasonic Newsroomのシリーズ企画「Panasonic in Numbers」でも10月16日に発信しました。
◆パナソニックグループにおけるTFTの取り組みについて
パナソニック グループでは、2009年からTFTの「開発途上国の子どもたちに温かい学校給食を届ける活動」に参画。社員食堂等でTFTメニューを選択すると売り上げの一部がTFTへ寄付されるしくみで、これまでに累計約3000万円の寄付を実施。
TFTを通じてウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ケニア、フィリピンの5カ国に約150万食の学校給食を届けてきました。この取り組みは教育の機会創出を通じた貧困の解消にもつながり、SDGsの17の目標のうち「1:貧困をなくそう」「2:飢餓をゼロに」など、7つの達成に貢献します。