スキルを活かしたNPO/NGO支援「プロボノ」あきた結いネットチーム中間報告
10月26日(土)にPanasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラムの2024年度支援先「あきた結いネット」に対し、パナソニックプロボノチームメンバー4名がオンラインで中間報告を実施しました。
あきた結いネットは設立からこれまでの10年間で、団体が掲げるスローガン「秋田で困っている人をなくす」を実現すべく、従来から取り組む生活困窮者支援やホームレス支援、障がい者福祉サービスなどの事業に加え、昨年の秋田豪雨の際には炊き出しを行うなど、多様な地域課題の解決に向けた取り組みを行ってきました。
団体の理念に共感した企業や地域住民からたくさんの応援を受ける一方で、持続可能な団体運営のために、継続的な寄付を増やすことの必要性を感じていました。
プロボノチームは、団体の職員全員が意識を高め、事業収入だけでない収入の柱を築くことを目指し「個人寄付者増に向けたコミュニケーション計画書」の作成に取り組んでいます。
これまで、文献から寄付に関しての一般的な情報収集や、団体関係者の内部のヒアリング、他のNPOへのヒアリング、団体寄付者50名に対してのアンケート調査など、多角的な視点でデータを集めてきました。
それらの結果分析を団体と共有し、「寄付額拡大」「寄付者とのつながり」「オペレーションの改善」の3つの切り口で年間計画の方向性を示しました。
プロボノの中間報告の発表に対し、団体からは、「文献情報やアンケートなどの結果が可視化され、それらの分析データが大変参考になり、強化しないといけないポイントの気づきを得ることができた」とのコメントをいただきました。
来月にはチームの一部のメンバーが秋田を訪問し、団体職員の皆さんとイベント案やファンドレイジング案を書き出していくワークショップを行います。
それらの案を年間アクションプランに落とし込み、最終提案に向けてブラッシュアップを行っていきます。
■支援先:特定非営利活動法人 あきた結いネット
https://akitayuinet.com/
■Panasonic NPO/NGO サポート プロボノプログラムhttps://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono.html