「第36回 岡山吉備高原 車いすふれあいロードレース」を支援
パナソニックグループが支援する「第36回 岡山吉備高原 車いすふれあいロードレース」が10月13日に岡山県吉備中央町の吉備高原都市で開催されました。本大会は、車いすランナーと一般ランナーが同じフィ-ルドに参加し、競い合い、ふれあうロードレースで、お互いの理解や交流を深めるとともに、競技力向上と健康や体力づくりを目的としています。
ロードレースは、本大会の発展に情熱を注がれた故三笠宮寬仁親王殿下の長女、彬子女王殿下が見守る中で開催されました。大会では、ハーフマラソン、10キロ、3キロの3種目に車いすランナー40人、一般ランナー1,178人が出場し、特別招待選手(ゲストランナー)として佐々 勤選手(旭化成元陸上部)や吉川 美香選手(パナソニック女子陸上競技部)が一緒に走りました。
今回のスターターピストルはPCOのプレジデント 樋口 泰行さんが担当し、日本陸上競技連盟公認のアップダウンの激しいコースを舞台に、パラリンピックのメダリストや市民ランナーたちが熱のこもったレースを展開しました。
車いすランナーと一般ランナーが一緒に走る珍しい大会ならではの特徴として、下り坂では車いすランナーの方が、上り坂では一般ランナーの方が速くなります。選手たちは、何度もすれ違うたびに「がんばれ」と声を掛け合っており、本大会のネーミング通り多くの「ふれあい」が見られた大会でした。
PCO プレジデント樋口 泰行さん
一緒に走る車いすランナーと一般ランナー
また、レース参加者以外にも、当社グループの従業員ボランティアを含む約830人がボランティアスタッフとして大会を支援、また沿道からも約6,500人の観客が大会を盛り上げました。
本大会が、障がい者スポーツの理解を深めるきっかけとなること、また一人ひとりが互いの個性を受け入れ、認め合うDEI(Diversity, Equity & Inclusion)の実現につながることを願っています。また、当社グループでは今後もこの大会の支援を行っていきます。