スキルを活かしたNPO/NGO支援「プロボノ」1DAYチャレンジを実施
2024年度のPanasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラムの1DAYチャレンジを8月31日(土)に実施し、パナソニック グループ従業員6名が参加しました。
1DAYチャレンジプロボノは、プロボノに興味がある方や時間的制約があり長期プロボノへの参加が難しい方に向けて、短期間でプロボノを体感いただく取り組みです。
7月24日(火)にオンラインにてオリエンテーションを行って以降、約1か月の間、参加者それぞれが団体訪問やイベント参加、情報収集などの準備を進めてきました。
予定では、支援先であるNPO法人さをりひろばに集まって、大阪・桜ノ宮の活動現場を見せていただきながら対面でプロボノを行うことを計画していましたが、台風の影響で完全オンラインに切り替えての半日の取り組みとなりました。
さをりひろばは、「さをり」織りを通じた国内外の障がい者・高齢者を含んだ市民協働参画の支援や「さをり」の啓発による地域福祉の発展を目的に、1982年設立された団体です。
「さをり」は「自分の持って生まれた感性を最大限に引き出す手織りであり、常識や既成概念にとらわれず、心赴くまま自由に織る。そうすることで自分の秘められた感性が最大限に引き出される。」という理念があり、老若男女、障がいの有無、また国境を越えて、すべての人々が平等に楽しむことができる手織りのプログラムです。
さをりひろばでは、ビジョンや障がいのある方と共創することでどのような良い影響があるのかということを言語化しきれていないという課題感や、インクルーシブな社会づくりを目指して年齢や障がいなどに関係なく共創できる場を創出していきたいとの想いをお持ちで、これらの想いに少しでもお役立ちできるよう今回のプロボノでは、①ミッション・ビジョンの整理と②スペース活用提案の2つの支援メニューに取り組みました。
2点の成果物に向けて、参加メンバーは2つのチームに分かれ、ニーズへの理解を深めるため、代表やスタッフへの質疑を通じて、団体の考え方や想い、成果物のイメージを深掘りしていきました。
1DAYプログラムでの取り組み内容を9月中にブラッシュアップさせ、最終提案として成果物の納品を行います。
■Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラム