スキルを活かしたNPO支援「プロボノ」あきた結いネットチームキックオフ
Panasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラムの2024年度支援先「あきた結いネット」とパナソニックプロボノチームメンバーのキックオフミーティングを7月7(日)にオンラインで実施しました。
あきた結いネットは、過去の出来事や病気、障がい、年齢などで『今生きている時間』が左右されないように、誰もが望む人生を歩めるようサポートし、「誰でも活躍できる社会」を目指しています。
団体設立から10年間で、生活困窮者支援やホームレス支援、障がい福祉サービスなどの様々な事業を展開してきました。加えて、近年では昨年の秋田豪雨の際に炊き出しを行うなど、秋田県で困っている人をなくすため、地域にある資源を最大限に活かして、ないものは創るをミッションに活動を続けています。
プロボノチームの支援内容は「個人寄付者増に向けたコミュニケーション計画書」の作成です。これまでは事業型の収益で団体運営し、メディアで取り上げられることも多々あり地域での認知度は高く、関わってきた企業や活動を応援してくれる方はいるものの、金銭の寄付にはつながっていませんでした。持続可能な団体運営のためにも事業収入だけでなく、団体のスタッフ全員が寄付収入の意識を高めながら活動し、継続寄付者を増やしていくための計画書の立案に取り組みます。
あきた結いネットからは、理事長の坂下さん、団体のクラウドファンディングを担当した経験をもつ高橋さんに参加いただき、これまでの活動や、今回のプロジェクトへの期待、現在感じている課題感やクラウドファンディングを実施された際の苦労なども共有いただきました。プロボノチームからは5名が参加し、それぞれの自己紹介の後、団体について理解している内容を共有し、質疑を繰り返しながら成果物のイメージを確認していきました。
あきた結いネットはPanasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGsの助成を受けて3年間、組織基盤強化に取り組みました。
3年間の組織基盤強化の取り組みをベースに、今回のプロボノが団体の更なる事業展開力の強化に繋がっていくよう、チームが一丸となって取り組みます。
■支援先:特定非営利活動法人 あきた結いネット
https://akitayuinet.com/
■Panasonic NPO/NGO サポート プロボノプログラムhttps://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono.html