中国:「中日友好の架け橋になる」をテーマに北京大学で本間さんが講演

3月4日、北京大学でグループ中国・北東アジア総代表の本間さんが「中日友好の架け橋になる」をテーマに講演を行いました。この活動は、北京大学外国語学院日本語学科と松下記念館(中国・北京)が共同主催したもの。講演会には、同大学の外国語学院や経済学院、社会科学部などの責任者や教授、約100人の学生と、PEX CNA社 副総裁の趙炳弟さん、渉外部 総監の徐海波さん、松下記念館 館長の尹暁薇さんらが参加しました。

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 講演会に先立ち、北京大学副学長の方方氏と本間さんらは会談を行いました。本間さんは講演会に対する感謝を伝え、これまで同大学と進めてきた人材育成や文化交流、新技術応用など多方面での協働の実績を振り返り、今後も共に両国の経済発展と文化交流に貢献していく考えを示しました。方方氏からは、同大学への当社グループの支援に対する感謝の言葉や「本学の教授や学生が今後も一層、日本の各企業と交流することを期待している」とのコメントをいただきました。

 開会の挨拶では、外国語学院日本語学科 書記の李淑静氏から、同学科と当社との深いつながりについて述べられ、特に松下記念館で開催している松下幸之助経営理念特別展で学生に通訳の場を提供していることに対して「学生に貴重な機会を与えていただいており、今後も協力関係の発展を期待している」と高い評価をいただきました。

講演では、本間さんが松下幸之助創業者について紹介を行い、当社グループと中国事業の概要について説明しました。個人的な中国との縁や中国での生活についても言及し、「『百聞は一見に如(し)かず』というように、積極的に異文化交流を行い、勇気を持って両国の友好関係に貢献してほしい」と学生たちに呼びかけました。

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講演終了後、本間さんは学生たちと様々なテーマでディスカッションを行い、「このような緊密で率直な交流を通じて若い世代に行動を促し、両国双方の理解と信頼の基盤にしたい」と述べました。

最後に、外国語学院から本間さんに感謝状が贈られました。経済学院教授の汪婉氏からはこれまでの当社との交流を振り返り、本間さんや過去に中国事業に携わってきた当社の社員について賛辞をいただきました。また社会科学部部長の初暁波氏からは、学生たちに日本を真に理解するよう呼びかけるとともに、「北京大学とパナソニックグループ、ひいては両国の友好関係が一層素晴らしいものになるよう願っている」と期待が述べられました。

 今後も、中国のパナソニックグループは北京大学との協力関係を強化し、両国の若者が友好関係を築けるよう一層の機会創出をしていきます。