タイのパナソニックグループ、社会活動プロジェクト「Panasonic Cares」をローンチ
タイのパナソニックグループは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿った事業体制を構築し、「人と社会と地球の幸せのために」をコンセプトに、タイ社会への貢献活動「Panasonic Cares」を2023年度にローンチしました。健康と福祉(Good Health & Well-Being)、教育(Quality Education)、生態系保全(Life on Land)を主なテーマとし、タイ各地での活動を活発化させています。
ローンチ後初めての1年間では、7つのプログラムを実施することができました。
①タイ北東部Khon Kaenの病院への、パナソニック製品寄贈
最初の取組となったのは、タイ北東部Khon Kaenに位置する病院への、パナソニック製品の寄贈です。
タイのパナソニックグループCEO伊藤秀和氏がチームを率い、現地パートナー、本社従業員、パナソニックマニュファクチャリング タイランド株式会社とともに、Nam Phong病院に省エネLED電球500個、Ubolratana病院にLED電球200個と380リットル冷蔵庫を寄贈しました。この取り組みは、パナソニックの工場が位置する他の県にも展開される予定です。
②「Panasonic HERO RUN for Charity 2023」の開催
2つめの取組は、チャリティマラソン「Panasonic HERO RUN for Charity 2023」の開催です。1,400名を超える社員とその家族、パートナー、パナソニック奨学生が参加し、マラソンで健康増進を図りながら「恵まれない患者さんのためのプロジェクト」に貢献しました。Ramathibodi病院財団の協力により、総走行距離 おおよそ5,700 km が 570 本の木に換算され、12 月にKhon Kaenに植えられました。
③パナソニックと味の素FDグリーン 社会活動連携3つめの取組として、タイのパナソニックグループは、タイ味の素FDグリーン社と協力し、Panasonic Caresイニシアチブのもと、「パナソニック&味の素FDによるグリーン植林」を開催しました。 彼らは、Khon Kaen市Nam Phong郡Mueang Wan地区自治体に緑地を創るべく、570本を超えるゴールデン シャワー ツリー (Khon Kaen県の木) と、味の素のスーパーアッシュ土壌改良材を寄贈しました。
④Ban Chang Schoolにスイッチ・ソケット、冷蔵庫を寄贈
4つめの取組は、本社およびパナソニック マニュファクチャリング アユタヤ株式会社の役職員とともに、AyutthayaのBan Chang Schoolの教室にスイッチとソケットを寄贈しました。また、パナソニック製冷蔵庫も寄贈し、さらにBan Chang Schoolの優秀学生達に12件の賞を贈りました。
⑤Chonburi Academyの少年サッカー選手を強化
5つめの取組として、Chonburi Academy Football Training Centerの訪問とサポート活動を実施しました。 これはタイのパナソニックグループが支援するChonburi Academyの少年サッカー選手たちの生活の質、安全、利便性を向上させることが目的です。昔から多くのユースメンバーがタイ代表サッカーチームの選手になっています。
⑥パナソニック"キック"ススクールの開催
6つめの取組は、Chonburi FCと協力し、「パナソニックファミリーの子どもたちの夢を叶えるパナソニック"キック"スクール」を開催しました。 このイベントは、青少年がプロサッカースキルを学び、健康促進を図ることが目的です。 Chonburi FCテクニカルディレクター兼ヘッドコーチのWittaya Laohakul監督を筆頭に、Chonburi FCの代表選手、ガンバ大阪のコーチや元日本代表選手、そして100名を超えるパナソニックファミリーの子どもたちが参加しました。
⑦病床不足解消にベッドを寄贈
23年度最後の取組は、病院への患者用ベッドの寄贈です。 700万バーツ以上相当の65台の電動ベッドを、退役軍人総合病院とRamathibodi病院に寄贈しました。この取り組みは、医療従事者の負担を軽減し、患者の治療へのアクセスを改善することを目的としています。
2024年も「Panasonic Cares」プロジェクトを通じて社会活動を推進していきます。
<関連リンク>
・Panasonic Thailand Facebook
・Panasonic Thailand YouTube
・Panasonic Thailand