中学校向け「私の行き方発見プログラム」2023年度活動まとめ
「私の行き方発見プログラム」は、パナソニックグループが企業市民活動の一環として、中学校に提供しているキャリア教育プログラムです。学校の先生が授業ですぐに使える進行スライドやワークシート、ティーチャーズガイドなどの「教材提供」と、社員による「出前授業」の支援を行っています。授業を通じて、生徒たちが「将来なりたい自分に向けて、今やるべきことは何なのか」と自ら考え、「生きる力」を身につけるきっかけになることをねらいとしています。
2023年度は、355校に教材を提供し、うち54校では出前授業も行いました。海外の日本人学校からも申し込みをいただき、青島(中国)、ジャカルタ(インドネシア)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)に教材提供し、青島日本人学校では、オンラインによる出前授業も実施しました。
プログラムを開始した2011年からこれまでに累計で教材提供2,253校、34万人を超える生徒が受講しています。プログラム実施後のアンケートでは、教材提供、出前授業共に先生や生徒からの満足度が高く、進路や今後のキャリアを考える生徒たちの意識や行動変容にも影響があったと回答を得ています。
各事業会社の人事部門から選出され、出前授業の講師として2023年度に参加した29人の社員のアンケートでは、「仕事や働き方に関する考え方に変化があった」と回答した割合が約9割で、出前授業に参加することがこれまでの仕事の棚卸しや働く目的について改めて考え直す機会となっていることが伺えました。他にも、「人生観を磨くことができた」、「パナソニックグループの一員としての自覚が強まった」などの感想が寄せられています。出前授業のレポートは、企業市民活動ブログで随時公開しています。よろしければ、ぜひご覧ください。