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日本:子どもたちの"こころを育む活動"表彰式を開催

 2月9日、公益財団法人パナソニック教育財団は、2023年度「子どもたちの"こころを育む活動"」表彰式を開催しました。表彰式には、受賞者や来賓の文部科学省 総合教育政策局 社会教育振興総括官の八木氏、こころを育む総合フォーラムメンバー(座長の鷲田清一氏ほか)など総勢45人が出席しました。

こころ表彰式集合写真.jpg

 こころを育む総合フォーラムは、2005年に同財団が設立したもので、様々な分野で活躍するメンバーと共に、日本人の「こころ」の在り方について考えるシンポジウムの開催や提言書の発刊などを行ってきました。2008年に、全国各地で子どもたちの"こころを育む"ユニークな活動を行っているNPOや社会福祉法人、地域の任意団体等を顕彰する事業を開始し、2019年からは、鷲田清一氏(大阪大学 名誉教授)を座長とする第2期フォーラムメンバーの下で顕彰事業を継続し、2022年度末までに132件を表彰してきました。

 2023年度は、「子どもたちの"こころを育む活動"」に 全国から198件の応募があり、その中から全国大賞1件、優秀賞5件、特別賞2件、計8件が選出されました。 全国大賞を受賞した横浜市立南吉田小学校は、外国籍の児童が全校の54%を占めており、児童会を中心に多言語あいさつ運動や国際読書会など、多様性を尊重する様々な取り組みを行い、思いやりの心を育てています。選考委員からは、「児童会の多彩かつエネルギッシュな創意工夫が周囲の大人たちを巻き込み、子どもたちも楽しんでいる点や、今後の日本の未来モデルとなり得ることを予感させる活動である」と高く評価されました。

こころ2.jpg表彰式後の交流会では、フォーラムメンバー全員からの祝辞や受賞者による活動紹介があり、親睦が深められました。

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