2月24日（土）、25（日）に明治大学にて、パナソニック エナジー株式会社（PEC）が協賛する中高生向けの探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の「クエストカップ2024 全国大会」が開催されました。
クエストエデュケーションは、「新学習指導要領*」において注目を集める探究学習をサポートするため、株式会社 教育と探求社が2005年から提供している全国最大規模の探究学習プログラムです。
＊2017年3月31日に文部科学省が改定を公示したもので、中学校では2021年度、高校では2022年度から使用が開始されています。
PECは、同プログラムが掲げる「実社会と連動しながら生きる力を育み、企業と共に未来をつくる」というコンセプトに賛同し、2022年から「企業探究部門：コーポレートアクセス」での協賛と社員による学生たちの学び支援を行っています。本プログラムでは、学生たちが複数の協賛企業の中から1社を選び、企業から出題されるミッションに1年間向き合います。仮想のインターン生として、その企業の社員と共にフィールドワークやグループディスカッションなどを体験して社会課題を解決する企画を考えます。そして、2月に1年間の取り組みの集大成として「クエストカップ全国大会」を開催し、学生たちは考え抜いた企画を発表します。
クエストカップ全国大会1日目の2月24日には、PEC審査員を前に、書類審査を勝ち抜いた10チームが発表を行いました。会場には学生や学校関係者だけでなく、保護者も駆けつけ大いに盛り上がりました。
PECが出題したミッションは、「人類の奥底にある力を掘り起こして、もっと生きたい地球をはじめるプロジェクトを提案せよ！」です。学生は、ジェスチャーや小物、寸劇など多岐にわたる発表方法で、企画に込めた想いや拘り、それぞれが考える「もっと生きたい地球」について熱く語り、会場を盛り上げました。試行錯誤しながらも考え抜かれた企画はどれも新鮮で刺激を受けるものであり、その中から企業賞に「淳心学院高等学校 愛の追跡者チーム」、準企業賞には「共栄学園高等学校 かものはしエナジー」が選ばれました。
2日目の2月25日には、各協賛企業の「企業賞」に選ばれたチームが2つのグループに分かれて発表を行いました。PECの企業賞を受賞した淳心学院高等学校は、残念ながらグランプリを獲得することはできませんでしたが、情熱溢れるプレゼンテーションで、学生たちが互いに投票し合って選出されるWow！賞を受賞しました。
PECは、毎年学生たちの学びに伴走するメンバーを社内で公募しており、2023年度は12名が参画しました。社員たちは活動を通じて、次世代を担う中高生の学びと成長を支援すると共に、学生の課題認識や発想に刺激を受け「大人の当たり前」を揺るがされる貴重な経験を得ています。今後もPECでは学生と共に成長できる機会として本プログラムへの支援を継続していく予定です。
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・パナソニック エナジー協賛 探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の「クエストカップ2024 全国大会」が2024年2月に開催決定
