中国:次世代を担う学生の交流プロジェクト「京フォーラム」を支援
2月18日、北京大学と東京大学の学生交流プロジェクト「京フォーラム」が北京・松下記念館で開催されました。北京大学国際関係学院教授 初晓波氏と共に訪れた両大学の学生38人を、グループ中国・北東アジア総代表の本間さんとPEX 中国・北東アジア(CNA)社 渉外部 総監の徐さんらが温かく迎え入れました。
学生交流プロジェクト「京フォーラム」に参加した北京大学と東京大学の学生
同フォーラムは、2005年の設立以降、北京大学国際協力部の主催のもと、毎年開催されています。中国と日本の最高学府の学生によって自主的に設立されたプロジェクトであり、北京大学と東京大学の学生交流のための重要なプロジェクトの一つとなっています。毎年、北京と東京で各1週間、討論や視察活動などが行われています。
冒頭、徐さんが歓迎の言葉と共に、「両国の文化、歴史、伝統への相互理解を深めることは、学術や科学技術などの分野で協力と交流を促し、イノベーションを促進するのに役立つ」と述べました。
「中日両国の友好の架け橋となる」をテーマに講義
本間さんからは「中日両国の友好の架け橋となる」をテーマに、ご自身と中国との深い縁や、中国での生活と仕事の経験、パナソニックが中国で行っている事業活動について特別講義を行い、学生たちへの期待を述べました。講義の後も、学生と交流を行い、学生からの様々な質問に対して、1つずつ丁寧に回答を行いました。学生たちは、当社グループの中国での事業に対して理解を深めるとともに、両国の交流や協力の重要性について認識を深めました。学生たちは、他にも「科学技術の倫理と情報化社会」「人口構造」「アイデンティティの認識:対立と理解」という三つのテーマについて討論し、その成果を報告しました。
グループ中国・北東アジア総代表 本間さん
中国のパナソニックグループでは、長年にわたり、国の発展を担う青少年の育成を支援する社会貢献活動を展開してきました。今後も、パナソニックグループの「物をつくる前に、人をつくる」という理念のもと、次世代育成への貢献を行うと共に、両国の相互理解を深める活動にも支援を行い、より良い未来の創造に貢献していきます。