ミャンマー:第5回 感想文コンクール表彰式を開催
当社グループは、認定NPO法人 れんげ国際ボランティア会(ARTIC)と協働して、11月18日、ヤンゴン市内のARTIC人材育成センターで「第5回 感想文コンクール表彰式」を開催しました。ARTICは、無電化地域にあかりを届ける「LIGHT UP THE FUTUREプロジェクト」の協働先で、「困っている方に直接的な支援をするだけではなく、自らも努力し国を繁栄させたいと願う人を育てる」との信念に基づいて教育に焦点を当てた活動を行っています。
2019年からは協働活動の一環として、松下幸之助 創業者の行き方や考え方を伝える著書「素直な心になれたら」などをミャンマー語に翻訳して配布し、中学生や高校生、教員などを対象に感想文コンクールを実施してきました。5回目となる今年は小学生を対象に、ミャンマーの偉人3名について書かれたエッセイを読んでのコンクールとなりました。今年のコンクールには約200人の応募があり、11名が入賞し、そのうち1名がパナソニック賞(1等賞)に選出されました。
パナソニック賞を受賞したMa May Myat Thoon Eainさん(写真・中央)は、国の独立のために尽力した偉人のエッセイを読んで感銘を受け、自身も将来は国の人々にとって有益となるような仕事をしたいという強い決意を感想文の中で表明しました。さらに、本の内容や自身が感じたことを周りの家族らにも話をするなど既に行動へ移している点も、審査員に強い印象を与えました。
表彰式には、PEX企業市民活動推進部 ソーシャルアクション推進課 課長の東郷さん(写真・右)が出席し、受賞者に直接表彰状を授与しました。東郷さんは「このコンクールは、ミャンマーの偉人についての本を読むことで、自ら学び、考え、そして本から学んだものを自分自身の未来や周囲にどのように繋げていくのかといった想いを表現いただいている場と感じている。
今の熱い想いを大切に持ち続け、ミャンマーの繁栄に貢献してほしい」と受賞者たちに言葉を贈りました。