インド・ベトナム・フィリピンでソーラーランタン寄贈式を開催

 無電化地域の未来を照らすプロジェクト「LIGHT UP THE FUTURE」(LUTF)の寄贈式が、7月から8月にかけてインド、ベトナム、フィリピンの3カ国で実施され、合計1,480台のソーラーランタンが現地のNGOを通じて住民へ贈られました。

2013年から行っている本プログラムは、これまでPEX 企業市民活動推進部が主導して日本のプログラムとして行っていましたが、現在は"グローバル プログラム"として各国の現地担当者が主体となって、寄贈先の選定・交渉から寄贈式の運営に至るまで、現地に合わせた活動を日本と連携しながら推進しています。

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<インドでの寄贈式>

インドでは2030年までに、国の電力の4割を再生可能エネルギーで賄うという政府目標が掲げられており、当社グループのパナソニック ライフソリューションズ インド(PLSIND)も、その方針と連動して、誰もがクリーンエネルギーにアクセスできるよう様々な活動を推進しています。

7月20日、首都ニューデリーの北西に位置するハリヤナ州 ジャジャール県のGovt. Senior Secondary学校 で開催されたソーラーランタンの寄贈式では、PLSINDから電気へのアクセスが限られている5つの村に住む子どもたちに1,000台のソーラーランタンが贈られました。寄贈式当日、ソーラーランタンを受け取った子どもたちからは「日中だけではなく夜間も学習ができるようになるため、今後、夢をかなえるために学力向上や大学などへの進学を目指していきたい」など感謝の言葉が寄せられました。

・関連リンク:寄贈式の詳細レポート

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<ベトナムでの寄贈式>

8月9日、パナソニック ベトナム(PV)は、クアンナム省ナムチャミ地区に住む子どもたちや家族に330台のソーラーランタンを寄贈しました。PVでは、2022年12月より環境に優しく健康的なライフスタイルを提案する「Live Green and Wellness with Gen G*」キャンペーンを展開しており、100名のZ世代のアンバサダーが全国各地で活動を行っています。当日の寄贈式にも、本キャンペーンのアンバサダー20名がボランティアとして参加し、村の子どもたちへの環境教育や、ソーラーランタンの使い方を伝える活動を行いました。

*Gen GとはGeneration Greenの略

・関連リンク:寄贈式の詳細レポート

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<フィリピンでの寄贈式>

8月11日、パナソニック マニュファクチャリング フィリピン(PMPC) は、シャイニング ライト財団と提携して、リサール州アンティポロ市の150世帯にソーラーランタンを寄贈しました。当日の寄贈式には、アンティポロ副市長、シャイニング ライト財団の理事長兼会長や、パナソニック フィリピンのブランドアンバサダーのゲイリー・バレンシアーノ(Gary Valenciano)氏も参加し、地域の住民の皆さんへソーラーランタンがひとつずつ手渡されました。

PMPCのCSR担当マイクさんは、「同じフィリピン人として、手を差し伸べるのは自然なことです。また、グローバルなパナソニック グループの一員として、私自身がこのプログラムに携われることを誇りに感じています」とコメントしました。

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各国で行われた寄贈式では集合写真のように、同一のロゴ・メッセージでLIGUT UP THE FUTUREの情報発信を積極的に行っており、グローバル、グループ全体としての発信力と認知の向上、ひいては企業市民活動に対する理解者・実行者が増えることが期待されています。