2023年度 出前授業 私の行き方発見プログラム 〜大阪府立豊中支援学校〜
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
今回は、大阪府 豊中支援学校でのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2023年9月12日(火)9:30〜10:20
学 校 :大阪府立豊中支援学校
生 徒 数 : 10名(中学部2年生)
社員講師:パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社 福武 大河
パナソニックIPマネジメントの福武です。
パナソニックコネクトのプロセスオートメーション事業部の知的財産に関する仕事をしています。
豊中支援学校中学部2年生を対象にした授業でした。できるだけわかりやすい言葉遣いや説明を意識して授業を行いました。生徒の皆さんには、よく話を聞いて頂き、ワークなども積極的に参加頂けました。素直な生徒さんが多かったという印象です。
Q&Aタイムでは、「知的障がいの人は働いていますか?」という質問をいただきました。「たくさん働いています。世界中の様々な人が働いており、多様な人材を受け入れる会社を目指しています。」とお答えしました。
また、「中学生のときにやっておいた方がいいことはありますか?」という質問には、「色々なことに興味をもって、何にでも挑戦してみる姿勢を持つ方が良いと思います。」と回答しました。
【社員講師から生徒のみなさんへのメッセージ】
知的障がいがあることや、自分が苦手だと思う点はあまり思い込まず、それよりも今自分が楽しい・やってみたいと思うことに全力で取り組んで、得意なこと・長所をどんどん伸ばしてほしいと思います。この出前授業が皆さんの将来を考えるきっかけになれば幸いです。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
Aさん
福武さんにお話ししてもらったことは今でも覚えています。また機会があれば福武さんからお話しを聞きたいです。ありがとうございました。
Bさん
ありがとうございました。とても勉強になりました。
Cさん
この間は私たちのために出前授業をしてくださり本当にありがとうございました。またの機会がありましたら、パナソニックのお話を聞かせてください。
Dさん
少しの間でしたが、パナソニックさんの仕事内容や社会に出て役に立つ基礎やマナーを教えてくださり、ありがとうございました。いつか僕もパナソニックさんで働いてみたいと思いました。また来てください。
Eさん
こないだはとてもいい勉強になりました。パナソニックのことよく分かりました。ありがとうございました。
Fさん
将来社会にでたときに、福武さんから聞いた言葉を使っていきたいなと思いました。
【担当教員の感想】
先日はお忙しい中来校してくださりありがとうございました。大切な話を支援学校の生徒たちに分かりやすいよう、話す内容や資料の用意など変更していただき、生徒たちも興味津々で聞いていました。授業後も「また来てほしい」「勉強になった」「時間足りなかった」と生徒たちからたくさんの声を聞き、授業に来ていただいてよかったと心から感じました。福武さん自身の経験を交えてお話してくださった、『仕事は一人ではなく、チームで助け合い協力して取り組んでいる』「自分のよさを伸ばしてほしい」のお言葉がとても印象的で、生徒たちの心の中にも深く響いたと思っています。ありがとうございました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・先生のための活用のヒント集