中国:河北省の学校へ「マルチメディア教育一体機」を寄贈
5月16日、パナソニック溶接システム唐山(有)(PWST)は河北省東部の遵化市(じゅんかし)にある魯家峪(ルー・ジアユー)9年一貫制学校(小・中一貫制学校) へ、13台の「マルチメディア教育一体機」を寄贈しました。
贈呈式の様子
この学校には、多くの留守児童(両親の出稼ぎなどの理由で、家族と離れて農村部で暮らす子どもたち)が在籍しており、また学校の教育設備も充実していませんでした。そのような背景から、PWSTは長年にわたってこの学校を支援しています。
2018年には50万元(約1,000万円)を寄付して、エアコン・テレビ・パソコン・机・椅子などの学習環境が整備された学習室「松下・開元未来之夢」を開設。さらに2020年には、環境に配慮した材料で作られた机と椅子460台を寄贈しています。この度、寄贈された「マルチメディア教育一体機」では、オンライン上の様々なデジタルコンテンツが活用できるため、子どもたちのより積極的な授業への参加やデジタル教育の推進が実現しました。PWSTでは、子どもたちがより良い教育環境で学習を楽しむことができたり、教育の格差是正につながるような学び支援を今後も行っていきます。