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パナソニック教育財団 実践研究助成「助成金贈呈式」を開催

公益財団法人 パナソニック教育財団は、1973年に当時の松下電器グループの支援を受けて、「財団法人 松下視聴覚教育研究財団」として設立されました。

その後、2008年に「パナソニック教育財団」と改称され、2011年には公益認定を受けて現在に至っています。

設立以来、学校現場での「情報・視聴覚教育」、今日的には「ICT(情報通信技術)を利活用した教育」の振興のための研究・助成事業を継続実施しています。

助成贈呈式参加のみなさま.jpg助成贈呈式参加のみなさま

加えて、2005年からは「こころを育む総合フォーラム」を立ち上げ、特に地域社会での「子どもたちのこころを育む」ための活動の顕彰事業を行っています。この2つの事業活動を軸に、次代を担う子どもたちの「未来をつくる創造性と豊かな人間力」を育むことを目的として取り組んでいます。

5月と6月に開かれた実践研究助成「助成金贈呈式・スタートアップセミナー」と評議員会・理事会の活動についてご紹介します。


◆実践研究助成「助成金贈呈式・スタートアップセミナー」を開催

5月26日、パナソニックセンター東京で2023年度(第49回)実践研究助成の「助成金贈呈式・スタートアップセミナー」を4年振りの対面とオンラインの併用で開催し、今年度の助成先の先生方や教育工学の研究者など約140名が集いました。

グループディスカッションの様子.pngグループディスカッションの様子

本助成制度は、ICTを活用して授業改善等の実践研究に取り組む教育現場を支援することを目的に、1974年より開始された助成金制度で、これまでに累計3,400件以上の助成実績があります。

当日は、今年度の助成先の先生方に、これから1年間の実践研究をより有意義なものとしていただけるよう「学びや気づきの場」を提供したり、助成校の「同志」、あるいは研究者との「つながりの場」を提供するプログラムを実施、特にグループ協議では活発なやり取りが行われました。

第一部贈呈式の主なプログラム
 ・奨励状の授与や来賓からの励ましの言葉
 ・文部科学省の武藤課長による講演「なぜ令和の教育改革なのか? GIGAスクール構想なのか?」
 ・前年度の実践研究助成を受けた学校の中から「研究成果報告書」 優秀賞に選ばれた3校の事例紹介

第二部スタートアップセミナーの主な内容
 ・研究者と助成先の先生方が少人数に分かれて行うグループディスカッションを通じた指導・助言
 ・参加者同士の交流会

終了後の参加者アンケートでは、「今後研究を進めていく上での大きなヒントを得ることがでた」 「今、求められている教育、変化を実感することが出来た」 「同じチームの先生と今後交流ができそう」などの感想が寄せられ、参加者には多くの「学び」や「つながり」を持ち帰りいただけました。

※実践研究助成「助成金贈呈式・スタートアップセミナー」の詳細はこちら


◆評議員会・理事会を開催

 6月19日、東京都内にて第13回評議員会と、その決議を受けて第53回理事会が開催されました。評議員会では、2022年度の事業・決算報告の承認と、現任期満了となる評議員・理事・監事の選任が行われました。 その後、選任された理事による理事会が開催され、互選により代表理事(理事長・副理事長)等の選任が行われました。理事長には小野元之氏(元文部科学事務次官)、副理事長には当社グループ CSR・企業市民活動担当の三島執行役員が再任されました。また、役員として、当社グループの津賀会長が評議員、梅田副社長が監事を務めています。

*現評議員、理事、監事の詳細についてはこちら

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