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出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~神奈川県 横浜市立岩崎中学校~

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「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。

2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。

今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。

行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】

 今回は、神奈川県 横浜市立岩崎中学校での訪問授業のレポートです。

 日  時 :20221220日(火)1325 1415
 学  校 :横浜市立岩崎中学校
 生 徒 数: 253名(2年生)
 社員講師:パナソニック コネクト株式会社  早川 貫之

 パナソニック コネクト(株)の早川です。モバイルソリューションズ事業部にて法人向けの堅牢モバイル端末や決済端末における無線部ハード設計を担当しています。

 2回目の授業は実際に学校にお邪魔をさせていただき、リアルに生徒の皆さんと顔を合わせての実施となりました。オンライン授業とは異なる緊張感がありましたが、やはり生徒の皆さんの顔を直接見て反応を確認しつつ、空気感を共有しながら授業を進められたことで、オンラインと比較しても確かな手ごたえを感じました。授業では私が学部卒入社であったことでの苦労といったパーソナルなエピソードを踏まえながら、パナソニックや私の担当する仕事についての紹介を行いました。

早川さん仕事.png

とにかく生徒の皆さんが積極的に授業に参加をしてくださり、もとても授業がやりやすかったです。授業中だけでなく休み時間にもたくさん質問をしにきてくださり、講師側としても非常にやりがいを感じました。また、ワーク後の発表の時間でも自ら手を挙げて堂々と発表をしてくださり、とても感謝をしています。発表の際の「他の人の夢を笑わない」「全力で応援してあげる」というルールもしっかりと守ってくださっていました。

大人になるとどうしても「知らないこと=恥ずかしい」となってしまい、積極性が失われるように思います。私自身、仕事をしていく上で生徒の皆さんの素直さや積極性・自主性を見習っていきたいと感じました。

 

Q&Aタイムには、以下のような質問がありました。

 Q.なぜパナソニックに入ろうと思ったのですか?

 A.実は就職活動をしている段階で具体的な夢は全くなく、何をしたら良いかを悩んでいました。そんな時にふと「ドラえもん」が頭に浮かんできたんです。ドラえもんでは未来の話が良く出てきますが、とても便利な道具であふれています。それを思い出したときに、これこそ自分が子どもの頃に思い描いていた未来の姿で、そんな未来を実現する一端を担いたいなと考えて、最終的に電機メーカーを目指すことにしました。なぜパナソニックかという点については、様々な電機メーカーの話を聞いている中で最もビジョンや社員の方々の雰囲気に共感できたという点が理由です。

 

 Q.壁にぶつかったときはどのようにストレスを解消していますか?また、どうやってその壁を乗り越えていますか?

 A.私はカラオケに行って好きな歌を思い切り歌うことでストレスを発散しています。大声を出すことで、まずは自分の気持ちをフラットにするよう気を付けています。その上で、自分の中だけでは決して抱え込まず、信頼できる上司や仲間に相談して、課題に対する解決策を見つけるようにしています。

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授業終了後、副校長先生とお話しした際に、偶然ですが私の個人的なメッセージと学校の教育指針が一致していたということで、「まさか事前に教育指針を確認いただいて、それに合わせて準備をいただいたかと思いました!」大変に喜んでいただきました。来年度もぜひパナソニックに職場見学や出前授業をお願いしたいとまで言っていただき、今後の社会貢献にもつなげることができたと考えています。

 

【生徒のみなさんへのメッセージ】

積極的に質問や発表をして下さって本当にありがとうございました!

短い時間ですが、皆さんに仲間として受け入れていただき、貴重な交流が持てたことをとても嬉しく思います。本来であれば事前にいただいた分も含めて皆さんの質問全てにお答えをしたかったのですが、残念ながらかなえることはできませんでした。ただ、皆さんの何事にもオープンで前向きな姿勢を今後も大切にして言っていただければと思います。

授業でもお伝えしましたが、経験は将来の可能性に直結します。ぜひ、皆さんの積極性を活かして今のうちから様々な経験をしていただき、将来の可能性を拡げていっていただければと思います。将来の夢が決まっているという方も、経験は多くて損はありません。まだ決まっていないという方も、様々な経験をしていくなかで少しずつ見えてくるものがありますので、焦らずじっくりと考えていただければと思います。皆さんの将来が輝きに満ちたものになるよう、応援しています!

 

【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】

・クイズがあったり、私達の学校生活と結びつけて話してくださったので、とても聞きやすくおもしろかったです。私も、将来についてもっと深く考えようと思いました。

・早川さんの経験談を聞くことができ、とても嬉しかったです。講話を一つの資料として、進路を選択していきたいと思います。

・私の夢は大きく、難しいと言われるのですが、早川さんが「夢を大きく」と「バカにしない」と言ってくださって嬉しかったです。ありがとうございました。

・将来に必要なスキルや、仕事に向き合う姿勢などが学べました。この経験を糧に人生を生きて行きたいと思います。

・とても聞きやすく聞いていて楽しかったです。仕事についての具体性を自分の中で持つことができました。

 
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