出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~愛知県 名古屋大学教育学部附属中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は、愛知県 名古屋大学教育学部附属中学校での訪問授業のレポートです。
日 時 :2022年12月13日(火)11:40 ~ 12:30
学 校 :名古屋大学教育学部附属中学校
生 徒 数: 79名(1年生)
社員講師:パナソニック インダストリー株式会社 石井 翔平
パナソニック インダストリー株式会社の石井です。FA用途の計測センサ、画像センサの商品開発を行っています。
生徒の皆さんはとても反応もよく、質疑応答においても積極的に発言をされていましたし、授業の最後に発表の場があるのですが、発表したい生徒さんが10人ほどおり非常に驚きました。
質問としては、「どうして今の会社に入社しようと思ったのか」、「嫌な仕事に対して、どうやって前向きに捉えるようにしているのか」といったものがありました。
笑わせるポイントをいくつか仕込んでいたのですが、一番受けたのが、授業を開始する前に私を紹介してくれた先生が放った「とても長いですが、パナソニックインダストリー株式会社 〇〇〇 △△△ □□□ ××× の石井さんです。これはテストに出ます。」でした。場を温めて頂いたのでその後はとても話しやすかったです。
【生徒のみなさんへのメッセージ】
今回の授業を通して、皆さんが将来を考える上でのヒントになれれば嬉しいです。授業でも話しましたが、「成功」しても「失敗」しても必ず「学び」はあるはずです。「学び」を得るということが自身を成長させる上で重要になります。様々な経験を通して「学び」を得て自身の夢の実現を目指してください。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・楽しく授業を受けることができ、先生自身の中学校の体験が今どのように生かされているか、今何のために働いているのかというお話が大変参考になりました。また、どんな事があっても、前向きに挑戦しようという気持ちになることができました。ありがとうございました。
・自分の就きたい職業に就くためは、未来のことをしっかり考えておいたほうが実現する可能性が高くなるということがわかったので、未来の可能性を広げるためにも、今から日本にはどのような職業があるのか、それぞれの特徴はなにか、自分にあっているのはどれか、その職業につくためには何が必要で、どの学校に行くべきなのかなどをしっかりと調べていきたいと思いました。
・社会人になっても、社会人になったからこそ、勉強しなければならない。という言葉が印象に残りました。なんとなくではなく、目標や理由を明確にして、学び続けていきたいと思いました。
・体験談や働いていて思っていることを含めながら話してくださって、説得力があった。自分が将来何になりたいか、何をするべきなのかを見つけられるきっかけになり、とても感謝しています。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル