出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~大阪府 堺市立美原中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は、大阪府堺市立美原中学校での訪問授業のレポートです。
日 時 :2022年11月11日(金)11:45 ~ 12:35
学 校 :堺市立美原中学校
生 徒 数: 136名(1年生)
社員講師:パナソニック ホールディングス株式会社 久保 栄子
パナソニックの久保です。製品セキュリティに関わる仕事をしています。
発表中は真剣に静かに聞いてくださいました。また、発表や質問も自ら進んで挙手してくれる生徒さんが複数いたおかげもあり、とても活発な授業進行ができたと思います。
Q&Aタイムには、以下のような質問をいただきました。
①「プログラミングを頑張りたいと思っている。何かいい資格はありますか?」
→「いいですね!プログラミングなら作りたいものがあると思うので、例えばゲームとかですかね?その作りたいものでよく使われているプログラミング言語を習得してみてはどうでしょうか。もしくは、IPAのITパスポートというエントリー資格があるので、それもいいかもしれません」
②「半分趣味で勉強をしている」「趣味はイラストを描くこと」と発表されていましたが、趣味と仕事の勉強、どっちを重視してるんですか?
→「最近の例をお話ししましょう。画像生成AIはご存じですか?AIに文字を渡したら、面白い画像を作ってくれるというものです。結構知ってる人いますね。それ、どうしてそんなことが実現できているかの中身を調べた人はいますか?・・・私は、とりあえず使ってみてセキュリティの穴がないか調べてました。そういう技術を会社の製品が使ったときに、セキュリティ的に問題があるところがないかを知っておきたくて。で、同時にイラスト生成も楽しんでました。つまり趣味と実益を兼ねてって感じです。どっちも楽しんでます」
【生徒のみなさんへのメッセージ】
今回の授業が、みなさんにとって、何かのヒントになればうれしいです。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・すごく話が分かりやすかったです。特に自分の体験を交えて話してくれたところです。職業や就職に迷ったときは、パナソニックに行こうかなと思いました。
・しっかりといろいろなことを話していただきありがとうございました。少しですが、将来の仕事のために何が必要かわかった気がします。本当にありがとうございました。
・あまり将来について何も決まらなかったのですが、この授業を受けて少し視点がひろがりました。
・今までの自分の考えが変わるような考えや人生について教えてくださり、ありがとうございました。おかげで、これからの進路の見直すこともできたし、知らないことも学ばせていただけて、もっとこれからについて知りたいと思うことができました。ありがとうございました。
・将来なりたい職業があまり決まっていなかったけれど、パナソニックで働いている人の話を聞いて、将来のことをしっかり考えようと思いました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル