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「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルサミット 2022」を開催

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パナソニックグループは「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルサミット2022」を12月3日、東京・日本橋にあるスタジオをキーステーションに、当社グループの海外拠点や一部の学校をオンラインで繋ぎ開催しました。

 KWNは、次世代育成(学び)支援活動の一環として当社のプロ用映像機材を貸し出し、子どもたちの映像制作を支援するものです。子どもたちが映像制作を通じて、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としています。1989年に米国で開始して以来33年間で、教員も含めグローバルで累計18万人以上が参加し、「コミュニケーション」「スポーツ」「環境」などをテーマに制作された映像作品を通じ、子どもたち視点での課題解決に向けたメッセージを発信してきました。

 2020年度からは、子どもたちの成長により一層役立つよう従来のコンテスト形式から「異なった文化を知り交流を深める場」、「グローバルの社会課題への理解を深める場」としてKWNグローバルサミットをスタートしました。

日本代表の生徒たち.png日本代表の生徒たち

参加校の生徒たち.png参加校の生徒たち

グローバルサミット当日は、アメリカ合衆国・アラブ首長国連邦・インドネシア・日本・ブラジル・ベトナムの6か国、20校53名の児童・生徒と教員等関係者が参加しました。また、パナソニックスカラシップの卒業生 リ・ウェイビンさんに司会を務めていただきました。そして、各国の子どもたちがサミットの事前ワークショップでチャレンジした、トイドローンを活用した映像作品を全員で視聴しました。SDGsアクションプランのディスカッションでは、各国から「今自分たちが何をすべきか」の活動提案があり共同宣言として採択されました。

 また、各国代表の作品の中から子どもたち自身が優秀作品に投票する「キッズアワード」 では、2校が選ばれ、プライマリー部門はベトナムのヂックヴォンハウ中学校(Dich Vong Hau Secondary school)が、セカンダリー部門はブラジルのSchool of Thinkingが選ばれました。

ヂックヴォンハウ中学校の作品「Wish dad stop smoking」では、父親が吸うたばこの煙の影響でひどい咳をしている少年が登場。彼の父親も喫煙によって肺が傷つき病院で治療を受け、喫煙がたばこを吸わない人や環境にも害を与えることを描いています。

School of Thinkingの作品 「My parents are different」では、子どもにとって親は心強い味方ですが、時には子ども自身で解決することも必要で、少年は自分が経験してきたことを思い出しながら、自分の成長記録を紹介しています。

 Facebookを活用して、世界中の人たちが投票に参加できる「KWNファンズアワード」も実施され、約2,000名による投票から、ベトナムがプライマリー、セカンダリーの両部門を制しました。(動画再生数 73万回を記録)

 今年度からの初の取り組みとして、パナソニック従業員の投票により選出する「パナソニックアワード」も実施されインドネシアのプライマリー スンバンシデュレンバンカ小学校(Sumbangsih Duren Bangka Elementary School)が選出されました。

 グローバルサミットの模様はFacebookとYouTubeでライブ配信され、後日視聴も含め現在までに1万回以上の視聴がありました。「キッズアワード」と「KWNファンズアワード」の受賞作品、その他の詳細情報は、以下のサイトからご覧いただけます。

KWNグローバルサミット2022レポート

Report on the KWN Global Summit 2022

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