出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~広島県 広島市立安西中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は、広島県広島市立安西中学校での訪問授業のレポートです。
広島県発明協会さんとの連携がきっかけで、特別授業の形で実現致しました。
日 時 :2022年11月29日(火)10:50~12:40
学 校 :広島市立安西中学校
生 徒 数: 43名(1年生)
社員講師:パナソニック IPマネジメント株式会社(パナソニックの知的財産部門) 青木 久枝
パナソニックの青木久枝です。パナソニックで、Panasonicブランドを守る仕事をしています。具体的には、知的財産の業務を担当し、商標法という法律を用いて、Panasonicの偽物の取締りをおこない、お客さま・当社事業・ブランドを守り、社会をよくする仕事をしています。
生徒の皆さんは、熱心に話を聞き、クイズにも積極的に参加してくれました。持参したアイロンのサンプル(偽物・本物)について、偽物のそっくりな点などに、驚きの声が上がっていました。また、事前に実施した社員アンケート結果のうち、パナソニック社員が中学時代に好きだった教科や嫌いだった教科についての関心が非常に高く、皆さんの反応が良かったです。中学時代と将来のつながりの一つの側面を知る情報となったようです。
Q&Aの時間には「どうしてパナソニックに入社されたのか?」との質問があり、「世界中に存在するパナソニックの製品を通じて、世界中の人を幸せにしたいため」とお答えしました。他にも、「パナソニックの由来、意味は?」「会社創設の思いは?」などの質問がありました。
授業後の感想で、「パナソニックについて知ることができた」「パナソニックが社会課題や、環境に配慮していることが分かった」という声を耳にして、パナソニックを知ってもらう良い機会の一つにもなったのだと、嬉しく感じました。
【生徒のみなさんへのメッセージ】
熱心に授業を聞いてもらい、嬉しかったです。今を大切にし、一生懸命何事も取り組んでいくと、きっと、素敵な未来につながると思います。
また、「知的財産」という、形のない財産についても、知ってもらう機会になっておれば、嬉しいです。将来、オンラインで買い物をする際には、自分や社会のために、「偽物」を買わないように気を付けてください。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・青木先生の授業はとても分かりやすく、聞き取りやすく、ずっと笑顔で僕も笑顔になれました。そして、僕もPanasonicに入りたいなと思うことが何度かありました。この度は本当にありがとうございました。
・大変なことや、めんどくさい事があったら、それの面白い面を見つければいいという言葉が印象に残りました。
・とても分かりやすい説明をありがとうございました。知的財産や働く意味、向いている性格など、自分が思っているよりも深く教えてもらって、とても助かりました。これからの業務も頑張ってください。
・今回の話を聞いて、パナソニックはどんな会社か、どんな仕事をしているのか、偽物の見分け方など、色々な事を学べることが出来たので、ありがとうございました。
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・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル