出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~大阪府 堺市立赤坂台中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は、大阪府堺市立赤坂台中学校でのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2022年8月24日(水)9:45 ~ 10:35
学 校 :堺市立赤坂台中学校
生 徒 数: 109名(2年生)
社員講師:パナソニック インダストリー株式会社 池田 祥子
パナソニックの池田です。パナソニックインダストリー社で、PID商品全般(電子部品・材料・産業用デバイス等)の営業企画の仕事をしています。具体的には、営業DX推進部門に所属しており、PID社傘下の営業メンバーが活用しているデジタルツール(顧客統合データベース、営業実践用MAツール、名刺管理アプリ等)の事業部や国内外販売会社への導入・活用促進の業務を担当しています。
109名の中学2年生の方を対象に、Teamsで3クラスと接続して授業させて頂きました。
50分間の授業中、真剣に画面を見て話を聞いてくれている様子で、「どんな仕事の役割があるのか?仕事をするときに大切にしている事は?学校での勉強が将来どんな役に立つの?」をテーマに、楽しく授業ができました。Q&A、ワークの時間では、自身の将来像やその理由について発表して頂き、初心に返る思いがしました。
Q&Aでは以下のような質問がありました。
Q:仕事で一番辛かったことは何ですか?
A:会社に入りたての頃、分からないことが多く、誰に聞けばよいかも分からなかったり、思うように効率的に仕事が進められなかった時期があった事。商品や関わる人達(社内・お客様)を好きになり、先輩から学び、分かること/出来る事が増えると、改善していきました。
Q:仕事で楽しいことは何ですか?
A:①商品やサービス・日々のやり取りを通じてお客様に喜んで頂ける事、②仕事は毎日"課題解決"の連続ですが、社員で知恵を出し合って、難しい問題を解決できた時に達成感がある事 こうした時に楽しさや、やりがいを感じています)
Q:なぜ今の会社を選びましたか?
A:会社の思いに共感したからです。就活当時、沢山の会社を調べましたが、自身の強み(中国への興味・中国語)を活かしながら人々の暮らしを豊かにする仕事がしたいと感じていました。パナソニックには、グローバルに事業を展開しており、"モノづくりを通じて人々の暮らしを豊かにする"という創業以来の企業理念がありました。その思いに共感して、今の会社を選びました)
【生徒のみなさんへのメッセージ】
真剣に授業を聞いていただき、クイズ・質疑応答・ワークにも積極的に取組んでいただき有難うございました。「将来の姿とその理由」を考えるワークでは、皆さん一人一人の思いを、お聞きしたかったです。
今回の授業をきっかけに、ご家族や周囲で働く人の思いをどんどん聞いて頂き、社会の様々な仕事に興味をもって、今後もご自身の「行き方」を考えてみて下さい。パナソニックでも、将来一緒に働ける方がいらっしゃればと楽しみにお待ちしています。私自身も、皆さんにお会いでき、初心に返ることが出来ました。貴重な機会を頂きありがとうございました。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・出前授業ありがとうございました。先生が今の仕事に就いた理由やきっかけについて知れて良かったです。
・すごくわかりやすい授業でした。パナソニックの情報とかが分かったので、楽しみながら授業ができました。
・これからの進路について考えるきっかけになりました。ありがとうございました。
・貴重なお話、体験談をありがとうございました。自分の進路をよく考えようと思いました。
・出前授業をしてくださってありがとうございます。私は今日、職業の他にSDGsに興味を持ちました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル