中国の農村地域の小・中学校に当社家電製品を寄贈して教育支援
PEX 中国・北東アジア社は、経済的に厳しい地域に住んでいる子どもたちの学習環境を改善するために2021年から「農村教育支援プロジェクト」を立ち上げました。農村地域にある学校に対して、学習環境の整備に必要な機材をはじめ文房具類などを寄贈し、より良い学習環境を整え、子どもたちの健やかな成長を支援する活動を行っています。
今回はプロジェクトの一環として9月下旬に、中国南西部の雲南省文山(ぶんさん)チワン族・ミャオ族自治州の南東部に位置する麻栗坡県(まりぽけん)の小・中学校に、厨房用の冷蔵庫70台とエアコン90台(合計約2,300万円相当)を寄贈しました。
この地域は、夏は気温40度前後と暑く高湿度で過酷な環境にあるため、冷蔵庫は食材の保管として利用され、エアコンは各教室に設置することで子どもたちは快適な環境で勉強ができるようになります。
また、中国北東部の吉林省延辺(えんべん)朝鮮族自治州の北東部に位置する汪清県(わんちんけん)東振(とうぜん)小学校に、ノートパソコン35台とプロジェクター1台を寄贈しました。
学校にはパソコンがないため、寄贈することで子どもたちがパソコンの知識を習得し、教育格差が生まれないように学習環境の整備を支援しています。また、パソコンが使えるようにIT環境のインフラ整備も支援しました。
PEX 中国・北東アジア社は「物をつくる前に人をつくる」という理念のもと、今後も農村教育支援プロジェクトを通じて教育支援を行っていきます。