世界自然保護基金ジャパンへの寄付により紺綬褒章を受章
パナソニックグループは、公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)との「海の豊かさを守るパートナーシップ ~持続可能な水産物の普及推進のための協働~」への寄付において、紺綬褒章を受章し、9月21日に環境省で賜物伝達が行われました。
紺綬褒章とは、国が国家や公共に対する貢献を表彰する褒章制度の一つで、「公益のために私財を寄付した者」へ授与される褒章です。
当グループは、2018年よりWWFジャパンと「海の豊かさを守るパートナーシップ」事業を協働し寄付してきました。
またパナソニックグループとして、2001年から20年以上にわたってWWFジャパンとの協働を通じて「海の豊かさを守る活動(※1)」を推進しています。
東日本大震災以降の2014年からは、当時のオートモーティブ社 営業本部 CIC推進室(※2)が、自動車購入情報紹介制度から得られた事業成果の社会への還元を目的とする環境支援活動として、宮城県南三陸町戸倉出張所のカキの養殖業の復興を支援。そこで育ったカキが日本で初めて「責任ある養殖管理による水産物である『ASC認証』(※3)」を取得したことがきっかけとなり、2018年から日本国内の社員食堂にサステナブル・シーフードを提供することに繋がっています。現在導入拠点は累計で56拠点になりました。
あわせて社員食堂での提供だけではなく、サステナブル・シーフードの意義や重要性、認知向上に向けた普及啓発を通じてサステナブル・シーフードを選んで購入するという『消費行動の変革』に取り組んでいます。
今後もWWFジャパンとの協働を通じて、SDGsの目標14「海の豊かさを守る」へさらなるお役立ちを目指していきます。
※1 有明海干潟保全支援(2001~2006年)
黄海エコリージョン支援(2007~2015年)等
※2 CIC:Car Information Center
※3 ASC認証:環境と社会への負荷を最小限にする責任ある養殖業に関する認証