出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~奈良県 奈良市立ならやま中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は、奈良市立ならやま中学校でのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2022年8月30日(火)14:45 ~ 15:35
学 校 :奈良市立ならやま中学校
生 徒 数: 57名(1年生)
社員講師:パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社 河内 克仁
パナソニックコンシューマーマーケティング株式会社の河内です。DC担当をしており、ご販売店様・営業からの納期問合せに対して、商品状況の確認や回答をしております。
リモートでの実施でしたが、生徒の皆さんは真剣な表情で授業を聞いてくれました。
また個人ワークの取組みも、カメラ越しに見ていても真剣にワークに向き合い、友達同士の共有時間でも活発に意見交換をしてくれていたように見えました。質問タイムでは、4名の生徒さんが手を挙げてくださって、「仕事でやりがいに感じることは何ですか」、「どうしてパナソニックに入ろうと思いましたか」、「中学生のころは、どんな中学生でしたか」、「話すことが苦手でもできる仕事はありますか」など、積極的に質問をしてくださいました。
中学一年生の生徒さんが対象だったので、言葉選びや話し方など、授業の前日ギリギリまで悩みました。すこしでも身近に感じてもらい、生徒の皆さんの自分事としてメッセージを受け取ってもらえたらと願いながら、授業に臨みました。生徒の皆さんは、しっかりと授業に耳を傾けてくれていたと思います。また、発表や質問に関しても、積極的に発言し、学び取ろうという姿勢が感じ取れました。
【生徒のみなさんへのメッセージ】
私の話を少しでも皆さんの将来を考えるきっかけにしてもらえたらうれしいです。
中学校では、小学校と違って勉強も難しくなり、部活動との両立など大変で忙しくなってきます。
でも、授業でお伝えした通り皆さんが今学校で頑張っていることは、すべてが社会に出てから役に立ちますし、必要なことだということをお話しさせてもらいました。一つでも多くのことを経験して、自分自身の力にしていってください。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・Panasonicのことや仕事全体のことを教えてくださって、本当に感謝しています。これからも学校で勉強や部活動、また今度ある生徒会選挙にも立候補などしたり人前に立って発表したりするのを頑張りたいです!
・「やらずに後悔ではなく、やって後悔」というとても良い言葉を教えていただきました。この言葉を教えていただいたとき何事にも少しでもやろうと思ったことは、やってみようと思いました。中学一年なのでまだ仕事と言うものに実感がわきませんでしたが、少し身近に感じられた気がしました。
・今回の出前授業で、今やっている勉強が役に立つことが分かりました。勉強の他にも学校の活動や他の活動も役に立つことが分かったので出来ることは今のうちからやっていこうと改めて思いました。
・出前授業を受けて、将来の自分の行き方が少しわかったような気がしました。今回教えてもらったことを大人になっても忘れないようにしたいです。有難うございました
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル