出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~大阪府立豊中支援学校中学部~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
豊中支援学校での訪問型出前授業のレポートです。高等部 2年生の皆さんに参加していただいた昨年度に引き続き、今年度は中学部3年生の皆さんに受講していただきました。
日 時 :2022年9月14日(水)13:15 ~ 14:05
学 校 :大阪府立豊中支援学校中学部
生 徒 数: 24名(3年生)
社員講師:パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社 河内 克仁
パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社の河内です。DC担当をしており、販売店様・営業からの納期問合せに対して、状況の確認や回答をしております。
最初は自分の話をしっかり聞いてもらえるか、とても不安でしたが、生徒の皆さんは本当に熱心に、そして楽しそうに私の話を聞いてくださり、とても楽しく充実した時間を過ごさせてもらいました。それぞれにたくさんの夢を持たれていて、それを楽しそうに語っていた時の笑顔がとても印象に残っています。
Q&Aタイムでは、「中学生のころは、どんな中学生でしたか?」、「パナソニックの商品開発の実験はどんなことをするんですか?」、「好きな科目は何でしたか?」など、積極的に挙手をして、たくさん質問していただきました。生徒の皆さんと接することができ、とても嬉しかったです。
【生徒のみなさんへのメッセージ】
これからもたくさんの勉強や友人との時間を大切に過ごしてください。授業でもお伝えしましたが、皆さんが日頃取組んでいる勉強や活動のすべてが皆さんの経験・力になっています。やらなかった人よりも、やった人の方が絶対に将来役に立つことを経験できます。楽しむことを忘れずに、いろんなことにチャレンジしてください。
【生徒のみなさんの感想】
Aさん:すごくためになりました。なぜかというと、未来のことについてすごくわかりやすかったからです。
それにクイズもあって、すごく楽しく学べました。お忙しい中来ていただいてありがとうございました。
Bさん:ひとりじゃなく、チームで、会社で、がんばることがわかった。
Cさん:知らない話が勉強になりました。家でおかあさんにいろんな話をしました。またどこかで会ったら私にお話をしてください。パナソニックの道具(製品)がいっぱいあっておどろいた。びっくりした。
Dさん:パナソニックの昔の(初代の)洗濯機があの形なのはびっくりした。
Eさん:私は大人になったら服屋さんになりたいです。そのときにはチームでもっとがんばりたいです。
【ご担当先生の感想】
お忙しい中来校してくださりありがとうございました。 大切な話をわかりやすく、そして興味を引き付けながら授業をしてくださり、たいへん感謝しているとともに、私自身にも大きな学びとなりました。授業の中に河内さん自身の経験やご家族の話なども盛り込み、私だけでなく生徒たちも興味津々で聞いていました。仕事はひとりぼっちではなくチームで助け合い協力して頑張るというお話、授業のまとめでおっしゃられた『やらずに後悔するより、やって後悔するほうがずっといいんだよ』とチャレンジすることの大切さや失敗が悪いことではないんだよというメッセージがとても印象的で、生徒たちの心の中に深く響いたと確信しています。ありがとうございました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル