出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~ 神奈川県 横浜市立矢向中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は、神奈川県横浜市立矢向中学校からのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2022年6月21日(火)14:40 ~ 15:30
学 校 :横浜市立矢向中学校
生 徒 数: 234名(3年生)
社員講師:パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 西本 舞
パナソニックの西本です。外廻りシステム事業部で雨といの企画、開発をしています。
初めてオンライン授業で講師をつとめました。パソコンの画面越しなので、少しわかりにくかったですが、生徒のみなさんはクイズ等にも積極的に参加し、まじめに取り組んでくれていると感じました。
質疑応答では、「中学時代に今の仕事をしていることを想像できていたか?」、「仕事で難しいと感じるところは?」などの質問、他にも「西本さんにとって仕事とは?」と、ドキュメンタリー番組のような質問もありました!
ワークタイムの終わりには、「私の自己PR」と「15年後のなりたい自分」について発表がありました。「私の自己PR」では「物事に集中できること」や「どんなことにでも挑戦し続けること」、「仲間と協力できること」、「好きなことをがんばれること」などが挙げられ、生徒のみなさんが自分の良いところや自分らしさについてよく考えていることに非常に感心しました。また、「15年後のなりたい自分」については「イラストレーター」、「人と協力して進めていく仕事」、「洋服屋」などと力強く話してくれたことが印象深かったです。
今回のオンライン授業は、生徒のみなさんが司会、進行をつとめてくれました。最後に、代表の生徒さんから「今、学校での勉強や活動が、将来、役に立つというところが一番印象に残った。これから、なりたい自分になるために、勉強や活動に一生懸命取り組んでいきたい」と、お礼の言葉をいただき、大変うれしかったです。
【生徒のみなさんへのメッセージ】
私自身テストの度に口癖のように言っていた「勉強が何の役に立つのか?」は大人になってから実感することが多いです。しかしながら勉強だけでなく行事や部活動の経験も大事なので、ぜひ学生生活を楽しんでください。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・講師の先生のお話を聞き仕事はとても面白いと思いました。仲間とのコミュニケーションや相談などとても参考になりました。本当にありがとうございました。
・実体験やクイズ形式などにしていて見ていてとてもわかりやすかったです。自分も今どの高校にするかなやんでいて参考になりました。
・授業をしてくださりありがとうございました。まだやりたいことがないので勉強や部活を頑張ってやりたいことが見つかったときに悔しい思いをしないようにしたいです。
・働いている人の意見を直接聞けて良かったですおかげで少し未来に近づいた気がしました。
・聞き取りやすく、分かりやすかったので職業について改めて関心を持つことができました。出前授業をしてくださり、ありがとうございました。
・今回の講演を通して、自分は何をするべきなのか、どういう考えを持つことが大事なのかということがわかりました。今回の講演を通して今後もしっかりと考えていきたいと思います。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル