出前授業 2022年度私の行き方発見プログラム ~ 愛知県 豊田市立若園中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供しているキャリア教育プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
第1回目は愛知県豊田市立若園中学校にてオンライン授業を行った、遠藤さんからのレポートです。
日 時 :2022年6月8日(水)13:20 ~ 14:10
学 校 :豊田市立若園中学校
生 徒 数: 129名(2年生)
社員講師:パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 遠藤 貴大
パナソニックの遠藤です。パナソニックで社員の業務をサポートする情報システムの仕事をしています。
授業が始まるまではカメラに向かって手を振って明るく賑やかな雰囲気で、いざ授業が始まると真剣に取り組まれていました。質問・発表もわかりやすく丁寧な印象でした。また、質問・発表内容も思っていた以上にレベルの高いものばかりで、当時の私よりもはるかに将来についてしっかり考えている方が多いなと思いました。授業中はオンラインということもあり現場の空気感を感じ取りにくかったですが、クイズのときなどは盛り上がってくれてこちらも楽しくなり、自然と笑顔になれました。
質疑応答では、「中学時代の夢は別だったが、どうしてパナソニックに入りたいと思ったのか」、「パナソニックに入って何かいいことはあったか」などの質問がありました。
ワークタイムでは、「15年後のなりたい自分」について、「保育士」「スポーツトレーナー」「宇宙に関する仕事」「車関係の仕事」などの発表がありました。皆さんの発言や目つきはたくましく、つい心から応援したくなりました。皆さんの力強い発表は、他の人たちにとっても自分の将来を考える気づきやヒントになったのではないかと思いました。
【生徒のみなさんへのメッセージ】
私が進路を決めたポイントは、小さなころからモノをつくることが好きだったことです。
何でもいいから、少しでも好きなことや興味のあることがあったら、それに向き合ってみることが大切だと思います。また、私が仕事で大切にしていることは、周りの人への感謝の気持ちを忘れないことです。明るく笑顔で元気よく挨拶をし、「ありがとうございます」を言える人は素敵だと思います。
【生徒のみなさんから社員講師へのメッセージ】
・働くことの大切さや、大変さなどが学べてよかったです。15年後に就いている仕事のみんなの発表で、就きたい職業のことを考えるきっかけにもなったので聞けてよかったと思いました。
・今勉強しているマナーは,社会に出て大人になった時にも役立つということを知り,とても大切なものだということがわかりました!貴重な体験をありがとうございました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル