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エナジー社が遠隔電池教室で様々な「初」の取り組みを展開

エナジー社エナジーデバイス事業部(EDBU)は昨年11月12日、大阪府河内長野市立天野小学校の3年生29名を対象に、初めての試みとして1人1台のパソコンと繋いだ『遠隔電池教室』を開催しました。

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 この取り組みは、文部科学省が掲げる『GIGAスクール構想』(※)の教育ICT化がコロナ禍で加速し、小・中学校では1人1台のパソコンでの学習が本格的になったことから、以前より連携している河内長野市立教育メディアセンターと天野小学校に対してエナジー社から遠隔電池教室を提案し、今回実現しました。

 これまではエナジー社(大阪府守口市)と学校の教室にあるパソコン1台と繋ぎ、スクリーンやプラズマディスプレイに大きく映し出して授業を行っていました。今回の授業は1人1台のパソコンを机の上に置き、電池の歴史や種類などの学習とオリジナル乾電池(単1形)の制作を行いました。児童からは「自分の目の前にあるパソコンで授業内容や制作過程を詳しく見られてわかりやすかった」との感想がありました。

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 また、千葉県習志野市立鷺沼小学校の6年生147名を対象に、通常の遠隔電池教室に加え発展学習として初の『特別授業』を11月17日からクラス毎に4回実施しました。

 特別授業では、さまざまな電池が作られていることや電気を貯める技術が、SDGsが掲げる持続可能な社会につながっていることを学習しました。その後、「未来にこんな電池があったらいいな」というテーマで児童たちが考えたアイデアの発表を行いました。児童からは「使い終わると土に埋めて肥料となる電池があったらいいな」「寿命が長く、パワフルな電池があったらいいな」など小学生らしいユニークで楽しいアイデアが発表され、活発な授業となりました。児童からは「世界の現状を知りSDGsを身近に感じることが出来ました」「パナソニックの電池が世界に貢献していることを知りました」、先生からは「企業が製造・販売だけでなく世界の国々の無電化地域に貢献していることを知りました」といった感想が寄せられました。

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 エナジー社では、1965年から小学3年生から6年生を対象に「工場見学」「出張電池教室」「遠隔電池教室」を実施しています。これまで国内では北海道から鹿児島の屋久島など14都道府県で実施し、海外ではオーストラリア、コロンビア、ミャンマー、インドネシアなど11ヵ国で展開しています。これまでに約121万3千人の児童、先生、保護者、一般の方に受講をいただいています。

※GIGAスクール構想とは、2019年に開始された全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み。

 

エナジー社

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