「KWNグローバルサミット2021」をオンラインで開催
当社は「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルサミット2021」を12月4日(土)、5日(日)東京の新宿にあるスタジオをキーステーションに、当社の海外拠点や一部の学校をオンラインで繋ぎ開催しました。
KWNは次世代育成支援活動の一環として、映像制作活動を通じて子どもたちの創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的とするプログラムです。
1989年に米国で開始して以来32年間で教員を含め累計18万人以上が参加し、「コミュニケーション」「スポーツ」「環境」などをテーマに制作された映像作品を通じて、子ども視点での課題解決に向けたメッセージを発信してきました。
毎年、各国の優勝校を集めてグローバルコンテストを開催していましたが、昨年度よりコンテスト形式は取りやめて、SDGsをテーマに子どもたちの成長により一層貢献するよう「異なった文化を知り交流を深める場」「社会課題の理解を深める場」「チームワークを醸成する場」としてKWNグローバルサミットをスタートしました。
12月4日はプライマリー(小学生部門)、5日はセカンダリー(中学生・高校生部門)として実施し、日本・マレーシア・ベトナム・ブラジルの4か国11校43名の児童、生徒たちが参加しました。(ブラジルはビデオレターで参加)
内容は「SDGs」に関する学習や、クレイアニメーターとして活躍する東京藝術大学大学院の伊藤有壱(ゆういち)教授を講師に迎え「アニメーション制作ワークショップ」にチャレンジしたり、各国のKWN作品についてディスカッションを行いました。
各国代表の作品の中から子どもたち自身が優秀作品に投票する「キッズアワード」では、プライマリーは日本の森村学園初等部が、セカンダリーはマレーシアのトック ジャングッド セカンダリースクールが選ばれました。
森村学園初等部の作品「桜隠し」は、新型コロナ感染拡大により花の需要が激減しましたが、この課題に取り組む児童を紹介しています。
トック ジャングッドセカンダリースクールの作品「クギ」は、いじめによる心無い言葉や行動は人を深く傷つけ、見えない傷跡を残すことをストーリーで描いています。
また、今年から新たな取り組みとしてFacebookを活用し、世界の人々が参加できる「KWN Fans Award」の投票が11月24日から12月3日まで行われ、約46万回の動画視聴がありました。その結果、プライマリーはマレーシアのセクションナイン プライマリースクールが、セカンダリーではマレーシアのトック ジャングッド セカンダリースクールが選ばれました。
さらに、サミット当日は、FacebookでLIVE配信も行われ、世界中で配信後も含め約43万回以上の視聴がありました。
「キッズアワード」「KWN Fans Award」受賞作品、ならびにその他の詳細情報は、以下のサイトからご覧いただけます。
■「KWNグローバルサミット2021」(日本語)https://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn/global_summit2021.html
■「KWN Global Summit 2021」(英語)https://www.panasonic.com/global/corporate/kwn/summit2021.html