子どもたちが琵琶湖の沖島でサステナブルな暮らしを体験
くらしアプライアンス社の「びわ湖エコアイディア倶楽部」は、琵琶湖を大切にする心を育むための「エコアイディアキッズびわ湖 (アイキッズ)」を、周辺に住む子どもたち12名をメンバーに運営しています。7月24日にはこのうちの9名が参加して琵琶湖の沖島でサステナブルな暮らしを体験するプログラムを実施しました。
沖島は日本で唯一、淡水湖に浮かぶ有人島で約250人が暮らしており、その多くは漁業を営んでいます。島内は自動車や信号機もなく主な移動手段は三輪自転車で、自然の中、時間がゆっくり流れている静かな場所です。
当日は滋賀県立大学上田洋平先生をゲストに迎え、子どもたちは沖島の歴史・くらしなどを学び、クイズラリー形式で島内の探索を行いました。また島内の人たちが物を大切に使い続けサステナブルな暮らしをしている様子に触れたり、昼食には琵琶湖で獲れた魚と沖島で収穫された野菜のお弁当を食べたりしました。そして琵琶湖の水・自然、初めてごみ運搬船や湖底ケーブルの標識を見ました。近い島なのに、自分の町との違いを知りました。とてもきれいな琵琶湖の景色をみることができて楽しかったです」などの感想がありました。
※ごみ運搬船は家庭から出るごみを週に一度対岸へ運んでいますが、昨今は島民に高齢者が多くなり大変な作業になってきているとのことです。