スキルを活かしたNPO支援「プロボノ」ギフモチーム中間提案
Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラムの今年度支援先の「ギフモ」に対してチームメンバーからの中間提案が、9月29日(水)にオンラインで実施されました。
ギフモは噛む力や飲み込む力が低下してしまった方々が食べづらいと感じる料理を、見た目や味を変えずにやわらかくすることができる調理家電「デリソフター」の販売を通じ、摂食嚥下障がいにまつわる食の課題解決を目指しています。
今回のプロジェクトは「デリソフター」ユーザーの交流・相談・アイディア共有の場をつくるべく、ユーザー参加型のコミュニティのあるべき姿を整理し、その運用のための「業務フロー設計」の提案です。
中間提案では、代表的なオンラインコミュニティーの先行事例の調査やツールのプラットフォーム比較、目指すべきソリューション概念図などを示し、それらの事例や調査内容に基づきギフモの目指すコミュニティについて、メンバーが抱くイメージや意見をいただきました。
また、オンラインコミュニティーを実際に運用した際の現業への負荷も考慮し、改善すべき業務課題もヒアリングしました。
最後は参加者全員で、「ギフモ」の「G」のポーズで、笑顔で記念写真を撮影して終了しました。
今後は、コミュニティに実装すべき機能について優先順位をつけ、コストをかけずにスモールスタートできるよう、より具体的に全体像について検討していきます。
業務フロー設定提案により、ユーザー同士の交流や相談、アイディア発想の場を継続的に作り、介護や医療現場において食の困り事を抱える方々への支援の域が広がるよう団体とプロボノメンバーが今後もディスカッションを重ねながらプロジェクトに取り組みます。
■支援先:ギフモ株式会社
https://gifmo.co.jp/delisofter/
■Panasonic NPO/NGOサポートプロボノ プログラム
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono.html