当社は8月5・6日に、映像制作を通じた教育支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)※」においてフジテレビ・関西テレビとの「スペシャルコラボワークショップ」をオンラインで開催しました。ワークショップには2日間で、KWN参加校の小・中・高等学校34校から延べ250名の児童と生徒が全国から参加しました。今回のワークショップは、生徒たちがテレビ局の映像制作現場のノウハウや、映像制作に関する仕事について学ぶことを狙いとしています。
映像制作スキルアップ講習(伝える力)では、講師のアナウンサーの方から発声や滑舌をよくする方法、ナレーションのやり方を教えていただいたほか、相手に伝わる話し方を練習したり、テレビ局のプロデューサーの方から映像制作のコツや分かりやすい表現などについて学びました。
また、「テレビ局の仕事を知る」ということでテレビ局の社内やスタジオ見学をバーチャルVTRで視聴後、放送局で働く人々の役割について学びました。
参加した生徒からは「VTR作りに正解はないと思いました。なぜなら同じテーマでも作る人が違えば作品が全く変わってくるからです。自分たちは分かりやすく、正確に、観ている人の心を動かす作品を作ろうと思いました」「編集するうえでナレーションのことも考えてやらないといけないと思いました」などの感想が寄せられました。また、先生からは「アナウンサーの方もプロデューサーの方も仕事に誇りとやりがいを持っていることが強く伝わってきました。主体的・対話的な学びのヒントになることをたくさん学ぶことができました」との感想をいただきました。
本年度のKWNコンテストには105校の小・中・高等学校が参加しています。生徒たちは年明けに開催予定のコンテスト本番に向けて、「SDGs 〜今、つたえたいこと」をテーマに作品制作に取り組んでいきます。
※ KWNはパナソニックが1989年にアメリカで始めた教育支援プログラム。撮影機材と制作ノウハウを提供し、子どもたちが自由な発想で映像制作に取り組むことで、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としています。日本では2003年からこれまで約3万人の子どもたちが参加しています。
