2021年度 出前授業 私の行き方発見プログラム⑦ ~奈良県 天川村立天川小中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。
2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用いただいており、さらに2017年度からは、当社社員が講師として学校に訪問して「出前授業」を行っていましたが、昨今の新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、従来の訪問型出前授業の実施が厳しい状況となり、2020年度より従来の訪問に加え、オンラインによる出前授業をスタートさせました。
今年度も引き続き、訪問型・オンライン型の双方で出前授業を実施し、その内容をご紹介させていただきます。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
今回は奈良県 天川村立天川小中学校からのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2021年7月16日(金)13:50~14:40
学 校 :天川村立天川小中学校
生 徒 数: 26名(1年生~3年生)
社員講師:パナソニック株式会社 アプライアンス社 ランドリー・クリーナー事業部
坂本 一樹
職 種 :サービス企画
パナソニックの坂本です。パナソニックで、ロボット掃除機に関する新しいビジネスの仕組みと価値を創るサービス企画の仕事をしています。
出前授業の準備を進めるにあたり、中学生時代の経験がどのように現在の自分につながっているかを振り返ってみました。当時は、中学校での勉強や活動は、高校生になるために必要なぐらいでしか考えていませんでした。実は、中学校で身に着けた、勉強サイクルの習慣や目標を持つことは、仕事をする上でも、働く基本としてとても役に立っていると紹介しました。
ワークの時間では、和気あいあいとしながらも、真剣に将来のことを考えている姿は、画面越しからでも伝わるぐらい印象的でした。
Q&Aタイムでは、6人の方から、中学生らしいユニークな質問や深い質問を頂きました。ありがとうございました。「働いて良かった、嬉しかったことは?」という質問に対しては、自分の担当した商品が世の中で使われて、喜んで頂いたSNSの投稿を見たり、暮らしをより良くすることができたと実感したときに嬉しかったと回答しました。
【質問内容】
・使っているパナソニック製品は?
・パナソニック社員が得意な科目は?
・働いていて良かった、うれしかったことは?
・働いていてしんどかったことは?
・なぜパナソニックに入社したのか?
・これまでヒットしたパナソニックの製品は?
自分の15年後の"なりたい自分"の発表では、4人の方から、発表して頂きました。ありがとうございました。皆さん、何をやりたいかを具体的に考えられていて、しっかりと発表する姿を見て、とても驚きました。
最後に、生徒会長より、「今日の授業が、今後の生きていく上でのヒントになり、学校生活を頑張りたい。」と感謝の言葉を頂き、少しでも、生徒の皆さんのお役に立てて、大変嬉しかったです。ありがとうございました。
【受講生徒さんたちへのメッセージ】
私からの宿題「なりたい自分(目標)に向けて、一歩踏み出す!」はできましたか?
中学生の経験は、まだ先の人生ではあまり関係しないように見えますが、授業の通り、これからの人生にも必ず役に立ちます。
勉強や部活動や生徒会活動を頑張る皆さんをこれからも応援しています!
【生徒から社員講師へのメッセージ】
・パナソニックについて詳しく教えて頂きありがとうございました。SDGsの活動もしているなんてビックリしました。
・僕はあまり将来について考えていなかったので、坂本さんの話を聞いてプログラミングがしたいなどが見つかりました。
・この度は、僕たちに仕事について教えて頂きありがとうございました。この経験を生かして、これから僕がなりたい職業の警察になれるように頑張っていきたいと思っています。貴重な体験ができて、とても良かったと思っています。
・坂本一樹さんのお話が分かりやすく、とても自分の為になったと思います。私は将来、海外で活躍できる仕事に就きたいと考えています。その為には、まず第一歩が大事だと言っていたので、インターネットで色々調べて、もっと夢に興味を持てるようになります。
・15年後の"なりたい自分"で、坂本さんがアドバイスしてくださった「周りの大人に聞いてみる」をしてみたいと思います。ありがとうございました。
・改めて、あと数年後には自分は働いているという事の実感がもてました。授業は初めて知ることもあり、難しかったけど、坂本さんの話のおかげで理解する事が出来ました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル