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パナソニック教育財団が「実践研究助成 助成金贈呈式」を開催

 パナソニック教育財団は、「2021年度 第47回実践研究助成 助成金贈呈式・スタートアップセミナー」を5月28日にオンラインで開催し、助成先や財団の関係者138名がZoomやYouTubeライブ配信の視聴で参加しました。

 本助成制度は、ICTを活用して実践研究に取り組む教育現場を支援し、子どもたちの「未来をつくる創造力と確かな学力」を育成することを目的に、1974年より開始され、2020年までに延べ3,191件を助成、その研究成果は財団ホームページで公開しています。

 助成には、2年間の研究に対して150万円を助成する「特別研究指定校」と1年間の研究に対して50万円を助成する「一般」の2種類があります。2021年度は応募総数269件(特別研究指定校13件、一般256件)のうち、専門委員による審査の結果、80件(特別研究指定校4件、一般76件)を助成します。

 第1部の贈呈式では、文部科学省から祝辞をいただき、GIGAスクール構想(※)により1人1台の端末整備が進む中での本助成事業の意義が言及されました。続いて、昨年の一般助成校のうち優秀な研究成果を収めた4校によるパネルディスカッションが行われました。第2部のスタートアップセミナーでは、助成先60校76名と専門委員30名が、Zoomで17グループに分かれ、活発なディスカッションを行い、第3部の交流会も30名以上の方が参加し、和やかな雰囲気の中、情報交換が行われました。

※GIGAスクール構想とは、1人1台の端末と高速通信環境の整備をベースとして、Society 5.0の時代を生きる子どもたちのために「個別最適化され、創造性を育む教育」を実現させる施策

パナソニック教育財団

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