2020年度 出前授業 私の行き方発見プログラム⑮ ~ 大阪府 大阪市立井高野中学校 ~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用していただいており、さらに2017年度からは、当社社員が講師として学校に出向く「出前授業」を行っています。
今年度は当初予定では5月から関東・関西を中心に全国の中学校に社員講師がお伺いをさせていただく予定でしたがコロナウイルスの影響で実施を見合わせておりました。8月から初めての取り組みとして、オンラインでの授業を開始いたしましたので、その内容をお伝えいたします。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
第15回目は大阪府大阪市立井高野中学校 からのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2020年10月30日(金)13:35~14:20
学 校 :大阪府 大阪市立井高野中学校
生 徒 数: 96名(2年生)
社員講師:パナソニック株式会社 リクルート&キャリアクリエイトセンター 志鶴 友香 さん
職 種 :人事
パナソニックの志鶴です。パナソニックの採用部門で企画の仕事をしています。
私自身が中学生の頃を思い出しながら授業の準備をしました。どうしてもまだ働くことのイメージがつきにくい中でも、授業後に少しでも自身のキャリアについて考えやすい状態を作っていただけるよう話す内容を考えました。
オンラインでの授業ということもあり、伝えたいことが伝わるか心配でしたが、理解しやすい言葉でゆっくりお話しすることを心掛けました。
私から皆さんへのメッセージとして、自分の「好き」を知ることの大切さをお伝えしました。小中学生のころから、推理小説や刑事ドラマなど「謎を解くこと」が好きだったことが、現在私が取り組んでいる人事データの分析等の業務につながっていると紹介しました。「自分の好きなこと」、「なぜそれが好きなのか」を考えると、自身のキャリアのヒントにつながることが伝わると嬉しいなと思います。
大阪市立井高野中学校の皆さんにオンラインでお話しをさせていただき、最初はとても不安でしたが、クイズやワーク等などに積極的に参加いただきとても嬉しく思いました。
印象的だったのは、個人ワークの発表です。授業でお話しした内容も踏まえて、自己PRと15年後になりたい自分を発表いただきました。その中で、皆さんが把握されていた自分のいいところと将来やりたいことがとてもリンクしていたことに驚きました。
将来のことを考えることはとても難しいことではありますが、様々な仕事を知っていただくことがヒントになるかと思います。授業の最後に、学校内にあるもの、登下校中に見るもの、ご自宅で利用されているサービス、自分が好きなものそれぞれ、仕事として携わっている人がいるので、ぜひ身近なところから気軽に将来のキャリアについて考えてもらえればとお伝えさせていただきました。皆さんの「好き」からつながる将来の夢の実現を心から応援しております!
【生徒から社員講師へのメッセージ】
・オンラインで授業を受けるのははじめてだったけど、しっかり話がきけました。将来について考えてみたいと思います。
・もうちょっと自分の仕事について考えてみようと思いました。
・話の進め方が上手だなと思いました。とても聞きやすかったです。
・ありがとうございました。将来の希望が高まりました。
・社会のことをあまり知らない自分にとって、とても勉強になりました。ありがとうございました。
・とてもわかりやすく、とても良い時間でした。ありがとうございました!
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル