パナソニック教育財団が「こころを育む活動」の表彰式を開催
公益財団法人パナソニック教育財団は2月2日、「2020年度子どもたちの"こころを育む活動"」の表彰式をオンラインで開催しました。表彰式では、全国大賞1件、優秀賞5件、奨励賞1件が表彰され、YouTubeを通して70名以上が参加しました。
本表彰活動は今年で13年目を迎えるもので、子どもたちの「こころを育む活動」を全国から募り、大阪大学名誉教授の鷲田清一氏を座長とした「こころを育む総合フォーラム」での協議を経て、特にユニークな活動を表彰し、その活動を広く発信します。
今年度の全国大賞には、148件の応募の中から、NPO法人おやこ劇場松江センター(島根県)の「げきじょっこまつり 初めてのお買い物」が選ばれました。
これは子どもたちだけのやり取りで売り買いされる「おもちゃのリサイクルフリーマーケットの活動」で、37年間続いています。買い物の時には大人は手出し口出しが禁止されており、買い物を通して幼い子どもたちの自立心やコミュニケーション力、社会性が育まれるほか、家族も新たな気づきを得ることができます。子どものこころの尊重につながっている点が高く評価されました。
また、表彰式の後には受賞団体とフォーラムメンバーによるオンライン座談会「これからの"子どもたちのこころの育み"とオンライン活用」が行われました。