Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs海外助成成果報告会を開催
NPO/NGOの組織基盤強化を支援する「Panasonic NPO/NGOサポートファンドfor SDGs」の海外助成成果報告会を2月25日(木)にオンラインで実施いたしました。
SDGsの重要テーマであり、新興国・途上国の「貧困の解消」に取り組む12団体が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながら、応募当時に抱えていた各々の課題に対し、コンサルタントなど第三者の協力を得ながら取り組んできた組織基盤強化の内容とその成果を報告しました。
参加者からは、他団体の取り組みを聞く貴重な機会であり、NGO団体が抱える課題や悩みが共通していることや、課題の解決方法が大変参考になったので自団体にも活用したいとの声のほか、社会情勢に対して時流を読み柔軟に対応していく姿勢の大切さ、プロセスの可視化が報告者にとっても聞き手にとっても有効であること、組織基盤強化の重要性や第三者の必要性など様々な感想が寄せられました。
選考委員からは各団体への講評に加え、環境が大きく変わっているので柔軟な強靭性をもって大きな環境変化を乗り越えていってほしいとの激励の言葉をいただきました。
また、協働事務局のJANICからは、「世界中で、コロナで社会経済が大打撃となり、特に脆弱な人々への影響は計り知れず、直接現場に行けない中、苦しみながらの事業で経営も大変厳しい団体もあると思う。日本のNGO自体の活動の在り方が問われていると感じている。
組織が100年続くのは稀な事で、それぞれの成長期や成熟期を乗り越え続いていると思うが創業期から成長期にいけずに苦しんでいるNGOもある中で、このサポートファンドの という挨拶にて報告会を締め括りました。
当日の詳細は、イベントレポートとして読み物風の記事にまとめて紹介します。
<成果報告団体>
*海外助成 12団体https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/kaigai_josei/result2019.html
<団体の成果報告の様子>