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2021.03.12   日本

【50拠点達成!】サステナブル・シーフードをCNS社北門真拠点とIS社PLDに導入

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パナソニックは、2021年3月9日(火)にCNS社 北門真拠点とIS社パナソニック液晶ディスプレイ(株)(以下、PLD)でサステナブル・シーフードの提供を開始しました。サステナブル・シーフードとは、持続可能な生産(漁獲・養殖)に加え、加工・流通・販売過程における管理やトレーサビリティの確保について認証を取得しているシーフードの総称です。パナソニックは、サステナブル・シーフードの社員食堂での継続的な提供を2018年3月に日本で初めて開始し、今回の導入で国内食堂の約半数である50拠点を超え、51拠点となりました。

当社の東日本大震災復興支援の取り組みである「南三陸における環境配慮型の養殖業復興活動」の支援や、2016年に宮城県漁業協同組合のマガキが日本初の生産者ASC認証を取得することに貢献したことがきっかけで、本活動を開始しました。

今回の両拠点への導入は、食堂を運営いただいている株式会社グリーンハウス様の多大なるご協力のもとで実現することができました。グリーンハウス様には、2018年7月にMSC/ASC(※1)のCoC認証を取得頂き、これまでに当社の7つの社員食堂にてサステナブル・シーフードの導入をいただいています。導入に際しては、食材の仕入れや管理、メニューの検討などに加え、新型コロナウイルス感染症対策にも万全を期すなど、入念な準備にあたられました。

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当日は、これまでの導入のノウハウを活かし、創意工夫いただいたメニューを提供いただきました。北門真拠点では、ASC認証のエビを使った「エビと玉子のチリソースセット」を提供いただきました。プリプリのエビをふわふわの玉子とピリ辛のソースでからめたエビチリと五穀米をワンプレートでカフェのように盛り付けました。また、PLDでは、MSC認証の魚を使った「白身魚のフライ タルタルソース」を提供いただきました。揚げたてのフライの上に甘酸っぱくコクのあるタルタルソースをたっぷりとかけた一品です。両拠点とも提供台はソーシャルディスタンスを保ちながらも長蛇の列となり、普段の魚介メニューと比較して多くの方に選択いただくほどの人気となりました。

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当日は食堂内にサステナブル・シーフードを導入する背景や意義を示したパネルやのぼりを設置したり、魅力的な装飾を行うことで、従業員への周知を行いました。また、当社の海を守る活動の歴史や本活動について記したチラシを食堂へ設置し、利用する従業員への啓発活動も合わせて実施しました。

パナソニックグループでは今後も、持続可能な社会づくりや、SDGs目標14の「海の豊かさを守ろう」の達成への貢献に向け、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上でサステナブル・シーフードの社員食堂への導入を進めていきます。同時に、従業員が社員食堂だけでなく社外でもサステナブル・シーフードを選んで購入するという『消費行動の変革』を促進していきます。

<参考情報>
パナソニック ニューストピックス  社員食堂へのサステナブル・シーフード50拠点突破

※1 MSC/ASC認証:MSC認証は海洋管理協議会が持続可能で適切に管理された漁業を認証するもので、ASC認証は水産養殖管理協議会が環境と社会への負荷を最小限にする責任ある養殖業を認証するもの。いずれも第三者の認証機関が厳格な基準に基づいて審査しています。

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