2020年度 出前授業 私の行き方発見プログラム⑫~ 大阪府 大阪市立茨田北中学校 ~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用していただいており、さらに2017年度からは、当社社員が講師として学校に出向く「出前授業」を行っています。
今年度は当初予定では5月から関東・関西を中心に全国の中学校に社員講師がお伺いをさせていただく予定でしたがコロナウイルスの影響で実施を見合わせておりました。8月から初めての取り組みとして、オンラインでの授業を開始いたしましたので、その内容をお伝えいたします。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
第12回目は大阪府 大阪市立茨田北中学校 からのオンライン授業のレポートです。
日 時 :2020年11月11日(木)14:30~15:30
学 校 :大阪市立茨田北中学校
生 徒 数: 171名(2年生)
社員講師:パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 大谷 創右 さん
職 種 :技術
パナソニックの大谷です。パナソニック イノベーションセンターでSEの仕事をしています。
オンライン授業の準備を進める中で、気にしたのは、具体的な話を盛り込むという点です。特に、今の学校での勉強や活動がどのように将来役立つか、という点については、自身の中学生時代を振り返り、当時と今を結び付ける形で、シンプルな言葉で伝える事を心掛けました。また、事前に授業への要望事項で、働くことの楽しさ、面白さを伝えて欲しい、という要望も頂けたので、仕事紹介の際は、仕事のワクワク感が伝わればいいなと思いながら、できるだけ具体的に、やりがい等、紹介しました。
授業で使用した「私の仕事」紹介スライド
実際の授業を実施している際には、茨田北中学校の生徒の皆さんは、クイズにも積極的に手を挙げて頂き、前向きに参加して頂けたことが、講師側として嬉しかったです。
特に印象に残ったのは「15年後の自分」について発表してくれた2名の生徒さんです。2人とも、本当に堂々と発表されていました。こんな大勢の友達や、先生の前で発表することは、勇気がいると思いますが、そんな中ではっきりと自分の夢を語れること、また周りがそれを聞いてくれていることがとても素敵なことだなと感じました。私も応援しておりますので、是非、これからも夢に向かって一歩一歩突き進んで欲しいなと思います。
【生徒から社員講師へのメッセージ】
・どんな教科が今後の仕事に役立つのか、参考になりました。
・自分の将来を考える良い機会になりました。
・とても貴重なお話しでした。ありがとうございました。
・自分の将来の夢についてもう一度考えることができました。ありがとうございました。
・とても良い時間になりました。勉強とかがどれだけ大事か、どれだけ社会のために頑張らないといけないのかがわかりました。パナソニックの皆さんも頑張ってください!!
・今回の出前授業で私はあまりまだ夢が固まっておらず社会のために取り組もうとは考えられていませんでしたが、もう少し社会のためや、自分の夢のことについて深く考えてみようと思いました。ありがとうございました。
・自分の将来の夢を見つけたり、将来の自分のあり方を考えられるヒントになる事が多くとても良い授業でした。社会の知識もこの授業で学べたこともありました。パナソニックへの興味も高まりました。ありがとうございました。
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル