IOCヤングリーダーズ特別ワークショップを小学校で実施

学び支援

2021.01.14

当社は11月18日、IOCヤングリーダーズ(※)のパウリナ・フリッツさんによる特別ワークショップを森村学園初等部で実施しました。

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フリッツさんはドイツの2013年国内U17バスケットボール選手権で優勝した経験から、IOCヤングリーダーズとして活動しています。現在は筑波大学のつくば国際スポーツアカデミーに留学中であり、11月4日~30日まで、当社が企業インターンシップを受け入れました。

2019年度に、当社の人材育成支援プログラムのKWN日本コンテストで最優秀作品賞を受賞した森村学園は、日頃から異文化交流や実体験による学びを積極的に取り入れており、コロナ禍にあるこの時期、IOCヤングリーダーズと接することは子どもたちにとって貴重な体験の機会になるとの判断から、当社の申し出に協力くださいました。

当日、フリッツさんは森村学園初等部5・6年生250名の前で特別授業を行い、フリッツさんのバスケットボール選手時代や指導者としての経験、また現在行っている国際交流活動について説明。「異文化や国際交流に興味を持ち、様々な背景を持つ人々からいろいろなことを学んでいます。そのことが自分自身の人生に必ず役に立つと思っています」と語りました。

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森村学園の児童たちからは和太鼓を披露したり、プレゼンテーションでは、コロナの感染拡大により冠婚葬祭などで使われなくなったフラワーロスという社会課題について英語で説明。また、フリッツさんとバスケットボールでフリースロー対決も行いました。

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児童からは、「フリッツさんは、いろんな国でボランティアをして、バスケを教えたり、子どもたちにボールをあげたり、すごいことだと思いました」また、先生からは「世界を見てきた方のお話を聞いて、すぐに5、6年生が理解できたとは思っていませんが、将来、中学生とか高校生になって世界に目が向いたとき、"小学生のときにそんな話を聞いたな"と思い出してくれたら、すごく価値になる授業だと思いましたし、そのきっかけの一つになってくれたら嬉しいですね」との感想をいただきました。

※IOC(国際オリンピック委員会)ヤングリーダーズとは、

18歳から30歳の、過去のユースオリンピック経験者で、それぞれが「健康や運動と生活」「多様性」「持続可能性」 「平和と進展」など、多岐にわたるテーマを基に活動を行っています。

彼らはユースオリンピック期間中に後輩アスリートを支援し、終了後は自分たちのコミュニティーで、上記のような テーマを基に大会で学んだオリンピックの価値を伝える活動を行っています。

当社は2017年から2020年までIOCヤングリーダーズを世界から12名受け入れています。

IOC図2.pngKWN日本