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AP社草津拠点の「共存の森」でオンライン授業を実施

アプライアンス社(AP社)の草津拠点では11月、構内にある「共存の森」と地元小学校の教室をオンラインでつなぎ、森の様子やどんぐりとそれを食べる生きもの等を題材に1年生の生活科向けに授業を実施しました。

AP社は2011年より「共存の森」で地域の生物多様性保全に配慮した緑地の管理・保全を進めると共に、この取り組みで得られたノウハウを例年、小学校の出張授業プログラムとして地元地域に展開し、これまでに約5,000人が受講しています。

2018年には生物多様性保全の取り組みを評価する外部認証機関であるABINC(いきもの共生事業推進協議会)より「いきもの共生事業所」として認証を受け、2020年にはABINCより生物多様性保全の取り組みが特に優れているという評価により優秀賞を頂きました。また、この出張授業プログラムは森と地域のコミュニケーション活動の一つとしても評価されています。

今年度はコロナ禍のため授業をオンラインで実施し、草津市内の4校から511名が参加しました。授業ではタブレットとパソコンを用いて、色付いた落葉、どんぐりなどをライブ中継。また、事前に撮影したどんぐりの中にいる虫、どんぐりを食べる生きものの映像なども交え、生きものの生態とどんぐりのつながりを伝えました。

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AP図5.png先生方によると、子どもたちは中継された映像や説明にとても興味を持ち、休み時間には早速、どんぐりを探しに行ったそうです。また、「オンライン授業は初めてでしたので、とても喜んで授業を受けていました。森と教室をつないだオンラインのやり取りもできて大変よかったです。内容も分かりやすく、どんぐりの中の虫に驚いた子が多く、夜の森で動物がどんぐりを獲りに来ることが印象に残った子も多かったです」という感想をいただきました。

また後日、子どもたちから届いたお礼の手紙には「どんぐりの種類はどれくらいあるのか?」や「他にどんぐりを食べる生きものは?」などの質問もあり、授業を通じた森と生きものへの関心の高さがうかがえました。

AP社では2月に6年生の理科でプログラミング授業も実施予定です。コロナ禍においてもオンラインを活用し社会からの要請にお応えできる様、学び支援を進めていきます。 

アプライアンス社

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