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2020年度 出前授業 私の行き方発見プログラム⑤ ~ 大阪府 吹田市立古江台中学校 ~

私の行き方発見プログラムロゴ.png

「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用していただいており、さらに2017年度からは、当社社員が講師として学校に出向く「出前授業」を行っています。

今年度は当初予定では5月から関東・関西を中心に全国の中学校に社員講師がお伺いをさせていただく予定でしたがコロナウイルスの影響で実施を見合わせておりました。8月から訪問に加えオンラインでの授業も開始しています。今回は今年度2回目となる訪問授業の内容をお伝えいたします。

【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】

第5回目は大阪府 吹田市立古江台中学校 からの訪問授業のレポートです。

日  時 :2020109日(金)14:3015:20
学  校 :吹田市立古江台中学校
生 徒 数: 149名(2年生)
社員講師:パナソニック株式会社 ハウジングシステム事業部 佐伯 眞太郎 さん
職  種 :評価技術開発、品質管理

学校の体育館で授業をする佐伯さん.png

パナソニックの佐伯です。パナソニックで住宅設備・建材商品の評価技術開発の仕事をしています。

出前授業の準備を進めるにあたって、体育館という大きな会場で150人ほどを相手に話しをするということで初めての経験だったので楽しみでもあり少し不安もありました。

そこで、いかに主体的に授業に参加してもらうために、たくさん問いかけながら進めることを考えました。また少しでも仕事のことを知ってもらうために、平易な言葉で授業を進めることも心掛けました。

まず、最初の自己紹介として、仕事とアメフトの二束わらじの社員であることを紹介させていただきました。そして自身が担当している商品やどのような仕事をしているのかをお話させていただきました。



インパルス.png私にとっての、日中は一般社員と同様の仕事をして仕事が終わってからアメフトをするという"両立"の部分が大切さであることを説明させていただきました。また、生徒には勉強と部活などのプライベート部分を全力で取り組むことの重要さを説明させていただきました。



私の仕事.png
最近はコロナ禍で注目度が増している"宅配ボックスCOMBO-Light"の商品説明を交えながら、自らが仕事としている品質面の設計検証活動などを紹介させていただきました。



 実際の授業の中では、古江台中学校の皆さんはとても真面目に話しを聞いてくださり、前向きに授業に取り組んでくれている様子が伺えました。私の問いかけに対しても表情や頷きで答えてくれたので、私自身も非常に授業がしやすかったです。

 15年後の自分を考えるワークの時間で、各々が多くの夢を語ってくれたことが印象的でした。皆さんのたくさんの夢を聞いて、最後に私の中学生時代の経験を織り交ぜながら、お話しさせていただきました。「今はうまくいかないことはたくさんあると思いますが、諦めずに継続し続けること」の大切さが少しでも伝わったのであれば、嬉しく思います。

将来のことを考えるのは非常に難しいことですが、ぜひ目標に向かって全力で頑張って頂きたいと思います。これからの社会を牽引する人材になってもらえるよう、心から祈っております。



【生徒から社員講師へのメッセージ】
・あきらめずに最後までやりきることが大切だとわかりました。
・人生体験を語っていただいた中で自分と共通するものがたくさんあり、自身につながりました。
・とてもわかりやすかったです。
・会社が成り立って続いていくにはたくさんの人と、個人の能力が必要なんだと思いました。自分も自分の個性を生かせたり、楽しく、やりがいのある、必要とされるそういう職業につきたいと思いました。
・人のために一生懸命働く仕事に就きたいと思いました。
・SDGsの話をきいて将来じゃなく今からでも青年海外協力隊等に参加し、世界の現状を見てみたいと思いました。



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