2020年度 出前授業 私の行き方発見プログラム① ~ 兵庫県 三田学園中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用していただいており、さらに2017年度からは、当社社員が講師として学校に出向く「出前授業」を行っています。
今年度は当初予定では5月から関東・関西を中心に全国の中学校に社員講師がお伺いをさせていただく予定でしたがコロナウイルスの影響で実施を見合わせておりました。8月から初めての取り組みとして、オンラインでの授業を開始いたしましたので、その内容をお伝えいたします。
【‟行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
第1回目は兵庫県 三田学園中学校からのオンライン授業のレポートです。
日 時 : 2020年8月21日(金)10:50~11:50
学 校 :三田学園中学校 生 徒 数: 247名(3年生)
社員講師:パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社 足達 翔太さん
職 種 :営業企画
パナソニックの足達です。パナソニックでエナジーシステム商品の営業企画の仕事をしています。
出前授業の準備を進めている時は、中学生にオンラインでの講義は初めてなので、うまく伝わるかどうか不安でした。しかし、オンラインでもしっかり伝わるように、話し方、より興味を持っていただけるように、「なるほど!」と思ってもらえそうな内容の選定、そして私自身が剣道を通じて学んだ経験も盛り込みました。そして、どうお話をすれば、楽しく学んでいただけるのかを考えました。
実際の授業を実施している際に感じたことは、三田学園中学校の皆さんは非常に前向きな生徒が多く、活発にたくさん意見をいただき、私の話に対する反応も非常によく、とても楽しく授業を実施することができました。
印象に残ったのは、「自分の仕事に誇りを持っていますか?」という質問でした。「商品をお客様に購入いただくために、我々が考えたことが伝わってお客様の元に届いているということに、非常に誇りを持っている」と回答をさせていただきました。仕事の内容だけではなく、働くということに関心をもっていただけたのではないか、と思い嬉しかったです。
将来のことを考えるのは非常に難しいことですが、ぜひ目標に向かって全力で頑張って頂きたいと思います。これからの社会を牽引する人材になってもらえるよう、心から祈っております。また機会があれば、今度は会ってお話しさせてください!
【生徒から社員講師へのメッセージ】
・すごくためになりました。もうすぐ高校生になるのでこれからの進路を考えるきっかけになりました。ありがとうございました。
・中3の時点ではまだ「夢」はなかったというお話に、自分もまだ「やりたいこと」みつからないので少しホッとしました。これから「夢」を見つけていきたいと思います。
・どの職業についても役割は果てしなくあり、その役割を自分で選べるということを教えていただきました。ありがとうございました。
・社会に貢献するということを家電だけでなく様々な事業に進出しているパナソニックの方に説明をしてもらったら、言葉の重みをいつもより感じ、私もそうなろうと思いました、ありがとうございました。
・先生は自分の仕事、役割に自信をもっていらっしゃったので、自分の気持ちも大学への進学や企業への就職のイメージが明るくなりました。
・パナソニックさんは家電というイメージが強いけど、他にもたくさんの取り組みや開発を行っていることを知りました。今なりたい職業もその他の職業も、自分が知らない面があるんだろうな、と思います。今日のお話を通じてまた考え直せる良い機会になりました。ありがとうございました。
・とても気持ちの伝わる授業でした。自分の夢が叶うように頑張ります。本当にありがとうございました!
<<関連サイト>>
・私の行き方発見プログラム
・中学校向けキャリア教育プログラム パワーアップ情報ファイル
・パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社 剣道部