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2019.10.18   日本

1Day ワークショップ 「日本の子どもたちへ新たな教育の場を!」

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105日(土)、京都市の東本願寺しんらん交流館にて1Dayワークショップを開催しました。本ワークショップでは、当社社員が社会課題解決に取り組む団体のフィールドを訪問し、講師やその団体の方とともに活動することを通じて、実際の社会課題を体験するプログラムです。今回は9月に当社で講演いただいたNPO法人寺子屋プロジェクトさんが開催した、学校に通いづらさを抱えている子どもたち向けの「ドローン体験ワークショップ」を訪問しました。


関西で働く社員を中心に、子どもの教育に関心がある方や9月の講演会で寺子屋プロジェクトさんの活動に興味を持たれた方など21名が参加しました。

日時 : 2019年10月5日(土)
場所 : 京都市東本願寺しんらん交流館
参加者: 21名
講師 : NPO法人 寺子屋プロジェクト 荒木 代表理事
      NPO法人 D.Live  得津 副理事長

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午前中は、社員が6つのグループに分かれ、それぞれのチームが子どもたちと一緒にドローン体験ワークショップを行いました。寺子屋プロジェクトでは、大人が子どもに教える「タテの関係」ではなく、子どもと大人が共に学び合う「ナナメの関係」をコンセプトとしており、社員も子どもたちのチームに入り一緒に学びました。ドローンのコースを作ったり、簡単なプログラミングを通して実際にドローンを動かしたりしました。子どもたちだけではなく、参加した社員も一緒に楽しんでいました。

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子どもたちのワークショップが終わり、午後からは「子どもを取り巻く環境」について考えました。それぞれのチームごとに関心が高い具体的なテーマを取り上げ、その課題の根本的な原因・それを解決できる方法やその課題解決に参加者がどのように関わっていけるのかなどを考えました。今回のワークショップで検討したテーマは、「不登校の子どもたち」、「ネット社会の問題」、「幼児教育」、「コミュニケーションのあり方」などです。例えば、ネット社会の問題では、スマートフォンのあり方を議論しました。スマートフォンは非常に便利だが、ネット上でしか本音が話せなくなる、会話をしなくなる、他人依存の承認欲求が強くなるなどの弊害があるという意見がありました。そのため、引きこもってしまったり、家や学校では本心を出さず"いい子"として表面的に過ごすようになっている。今の世の中では、スマートフォンは「はさみ」と同じで危険な面をはらんでいるが使わないわけにはいかないものになっているので、大人が使い方について弊害も含めて説明する必要があるという結論になりました。

参加者からは、「社会を良くしたいという熱い想いを人に伝え行動する重要性を学ぶことができた」、「個人の問題ではなく社会の問題として意識することが大切だと感じた」、「日常では知る機会のない取り組みをされている方の実体験を伺えて良かった」などの声をいただきました。

1Day ワークショップでは、社会課題を深く理解するために、今後も様々な社会課題のフィールドを訪問したいと思います。

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