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2019.08.30   日本

オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム~埼玉県内で小学校の先生を対象としたTeacher's セミナーを開催~

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パナソニックでは、2015年に「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」を独自開発し、学校への提供を開始しました。また、2016年度からはこの教材をより良く活用いただく為の教員向け研修「Teacher's セミナー」をスタート。東京2020大会を1年後に控え、7月29日に埼玉県内において小学校の先生17名を対象としたTeacher's セミナーを開催いたしました。

今回のセミナーを企画いただいた主催者の先生は、昨年12月に開催された「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム Teacher'sセミナースペシャル」に参加され、セミナーでご紹介をしたワークシートが先生ご自身には思いつかれない切り口であったことや児童を惹きつける映像教材があること等から、ぜひ埼玉県内の学校で広げたいということでお問い合わせをいただき、今回のセミナーが実現しました。

総合的な学習の時間やそれ以外の授業でも幅広く使える教材であり、今年度中でも2学期以降、来年度の年間計画でも活用できると紹介いただきました。

埼玉県内で小学校の先生を対象としたTeacher's セミナーの様子

今回のセミナーの参加者は小学校の先生ということもあり、小学校でのアレンジを中心にご紹介をさせていただきました。

プログラム5「オリンピックとパラリンピックがめざすサスティナブルな未来」のワークの中で「新たな競技場を建設することについて考えよう」という問いに対し、賛成か反対か、子どもたちの気持ちになって意見交換をしていただきました。

メタ認知の体験として、最初は「賛成」だった先生が、他の先生方の意見をきいて「反対」に変化したり、「賛成」が「大賛成」、「反対」が「大反対」に変化したり等、意見変容の可視化ができるワークシートを活用してワーク体験をしていただきました。先生からは、「小学生でもこのワークは非常にわかりやすく、授業で使えると思う」等、声が寄せられました。

埼玉県内の小学校の先生を対象としたTeacher's セミナーでのワークショップの様子

今回のセミナーでご説明をした小学生向けアレンジは、以下でも紹介しています。
「小学生向けのワークアレンジ!グループでのイメージマップ作成」

また、参加いただいた先生からは、プログラム1「大会の意義とそれを支える人々」のワークは「総合」や「特活」で、運動会や文化祭を行う上で、それを支える人々がいるから成り立っているという気付きに使える、プログラム2「多様性と国際理解」は、「福祉」の時間に加え、最近増えている海外から転入してくる子どもたちを受け入れる際にも使えそうだ、とコメントをいただきました。

オリンピック・パラリンピック開催を1年後に控え、埼玉県でもオリンピックとパラリンピクを題材とした教育プログラムが広がっています。

<関連リンク>
パナソニックのオリンピックとパラリンピックに関する教育支援
オリパラ教育プログラム活用事例
オリンピックとパラリンピックを題材とした 教育プログラム

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