社会課題講演会「Social Good Meetup」認知症サポーター養成講座

日本

2019.07.08

2-IMG_0810.jpg

610日(月)にパナソニック内のWonder LAB Osakaにて、612日(水)はCNS社北浜拠点にて、2日間にわたり社会課題講演会「Social Good Meetup」を開催しました。今までは社会課題に取り組む外部講師をお招きしておりましたが、今回は初めて「A Better World」の実現を目指して社会課題に取り組んでいる当社グループのパナソニックエイジフリー(株)の活動を紹介しました。大阪で働く社員を中心に、介護事業の取組みや高齢化社会・認知症といった社会課題に興味・関心のある方々が集まり、募集と同時に満席となる盛況ぶりでした。

日時・場所 : 2019年6月10日(月) @Wonder LAB Osaka
        2019年6月12日(水) @CNS社 北浜ビル
参加者: 37名
講師 : パナソニックエイジフリー(株) 下野 祐子 氏
     枚方市地域包括支援センター   前田 竜介 氏

2-IMG_0817.jpg  2-IMG_0824.jpg

今回のSocial Good Meetupでは、今後近い将来訪れる超高齢化社会に向けて認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者を増やすことを目的に開催しました。講座を受講した方には認知症サポーターの証であるオレンジリングを渡し、認知症サポーターとして認定しました

2-IMG_0808.jpg  2-IMG_7276.jpg

下野さんからは、パナソニックエイジフリー(株)の取組みの内容や介護事業に取り組む意義をお話しいただいた後、認知症について詳しく説明いただきました。認知症の中核症状について動画を交えて説明いただき、認知症の方がどのような行動を起こしがちで、そのときに私たちはどのように接すれば良いのかを学びました。
その後、実際に認知症の方がどのように見えているのかを実体験するために、VR(Vertial Reality)を使って疑似体験を行いました。車から降りるという何気ない行動が認知症のある方にとっては、ビルの屋上から飛び降りるくらい恐怖に感じることがあるという実体験を視聴いただき、認知症の方への理解を深めていました。

参加者からは、「認知症の方の目線や立場に立って考えることができ、今後の接し方を変えようと感じた」、「VRにより認知症の体験ができて目からウロコだった」などの声をいただきました

Social Good Meetupでは、引き続き、パナソニックエイジフリー(株)と共催で高齢化社会や認知症といった社会課題を紹介していきます